1/29 講演会
(”人権問題を考える”講演会に出掛けました。シンクロナイズドスイミング北京オリンピック代表の石黒由美子氏から”夢をあきらめない”と題したお話を聞きました。少女時代に交通事故に巻き込まれて大けがを負い、外見や後遺症からいじめを受けるなどした過去を乗り越え、自ら”夢ノート”に書き記したオリンピック出場を達成したエピソードから、前向きに生きることの威力を感じました。
”人権を考える”上で必要なのは、”想像力を働かせて自分と異なる人の立場になってみること”だと思います。多くの人にとって差別や人権問題とは、”なぜ困っているのかよく分からない”という性質の問題ですから、困っていると主張する人に耳を傾け、”なぜ困るのか、どれだけ困っているのか”を”想像する力”を持つことが大切です)

 


 

2/1 シンポジウム
(”多文化が育む子どものみらい”を考えるイベントに参加しました。”外国人の子どもを取り巻く現状と乳幼児期に大切なこと”と題した講演やNPO法人みらいの皆さんからの活動報告、”多文化子育てを語ろう”と題した討論を聞きました。
知立市在住の外国人は5,195人(2020.01.01時点)で、総人口割合は8.561%であり、年々増加しています。外国にルーツを持つ子どもたちの現状は、多言語・多文化化しており、永住志向で帰国しない傾向にあるのが特徴です。新たな国の受け入れ施策が進行する中、言葉と習慣の壁、制度の無理解にどう対応するかが問われています。有志の皆さんが運営する”多文化子育てサロン”では、外国人親子を対象にした様々な企画を実施し、保護者に対して乳幼児期における言語習得や母子保健・保育所制度の情報を提供されるなど、日本での子育てに不安や孤独を抱く外国人保護者の子育て支援を行っています。私もこれまで、小中学校における日本語指導に対応する教員の加配基準の上限見直しや、日本語教室の運営資金となる日本語学習支援基金事業の延長などを実現してきましたが、加えて就学前(0~5歳)の継続的な子育て支援にも力を入れてまいりたいと思います)

 


 

→ フォーラム
(”市民と議会がつながるには”と題して、龍谷大学政策学部の土谷希美枝教授をファシテーターにしたパネルディスカッションに参加しました。国民の政治離れが言われて久しく、その理由として、連日のマスコミによる報道を通じ、森友・加計学園問題、桜を見る会問題、カニ・メロン・秘書香典問題、選挙運動員法定超報酬支払問題など枚挙に暇のない政府・官僚の倫理欠如や国会議員の不祥事を目の当たりにすることが挙げられます。パネラーの方が語ったように、”国の政治は大動脈で、地方の政治は毛細血管”であることから、国や国政政党が様々な支配的影響を地方に隈なく及ぼす今の政治が国中に政治不信を蔓延させているのは自明の理と言えます。”指先にまで張り巡らされている毛細血管としての地方の政治”が今の深刻な政治不信の中で、本当にいいまちをつくるために住民とつながることの重要性を再度強く認識しました。住民の皆さんの思いや願いは各種アンケート調査の中で列挙されており、その一つひとつにいつ・どのように対応するのかが今問われています)

 

2/2 知立市民マラソン大会
(市役所前の南陽通をスタート地点とする、1・1.1・3・5・10キロの各レースに出場する選手の皆さんを激励しました。毎年吐く息が白い光景から一転、今年の大会は暖かい好天となりました。公道を封鎖してのレースなので、警察の許可とスポーツ協会の皆さんの協力、通行を制限される車両の理解があってはじめて大会が開催できるのであり、関係する全ての皆さんに感謝いたします。加えて、大会を盛り上げる仮装走者や連続して出場される走者の皆さんの意欲にも敬意を表します)

 


 

→ 旧正月(春節)
(知立刈谷日中友好協会主催の春節祭が賑々しく開催されました。餃子を皮や餡から作り、出来立てを美味しくいただくことができます。今回は新型コロナウィルスの対応などで領事館からの参加はなりませんでしたが、参加のご家族連れの皆さんによってアットホームな餃子づくりが行われました。
我が国の”永遠の隣国”である中国とは、”お互いを協力のパートナーとし、互いに脅威とならない”競争から協調へと日中関係を正常な軌道に沿って前向きに発展させることで一致していますが、依然として二国間に懸案は残っています。そうした中、餃子づくりやお月見会など地元地域レベルでの草の根の交流が続いています。”草の根”とは、”隠れて見えない草の根もと”を意味し、”劣悪な状況に置かれても大地に根を張ってたくましく生き抜く”ことを例えて使われます。日中関係の真の改善は見通せない中にあっても、”根を張ってたくましく”市民レベルの草の根の活動をこれからも進めていきたいと思います。
参考:知立市在住の中国人は500人(2019.07.01時点))

 


 

→ 青雲稲荷大祭
(事務所近くのお稲荷さんのお祭りに参列しました。福引きに、甘酒のお振る舞いもあって、近隣の皆さんと親しく過ごせました。
お稲荷さんは古くから穀物・農業の神とされていますが、現在は産業の神として信仰されているそうです。私も、地元地域の皆さんの商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達をお祈りしました)
 

 

 

→ 節分会/節分祭
(”鬼は外、福は内”と掛け声を掛け、威勢よく豆=魔滅を撒きました。厄や災難を祓い清める追儺の行事を終え、豆を食べて一年の無病息災を願いました)

 

 

 


 

文化祭
(南陽区と宝町に伺いました。両町ともいつ訪れても明るい雰囲気が漂っており、会場でも居心地良く過ごすことができました。共通して特徴的なのは、女性は気が利き、男性は大らかな点。それは展示されている作品の作風にも通じるような気がします。お茶やコーヒーのおもてなしをいただき、時間を忘れて色んな話に華が咲きました。頂戴した地域課題も解決に向けて力を尽くしてまいります)

 

 

 

 


 

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