10/7 愛知県議会警察委員会

(補正予算では、交通安全施設整備費として、①信号灯器568本、②道路標識448本、③道路標示49キロの計112,396千円を計上、愛知県風俗案内所規制条例の一部を改正する条例を可決承認しました。
私からは”児童虐待に対する県警察の対応”について少年課当局と質疑しました。私の質問に対する少年課長からの答弁は以下のとおり。「昨年(平成30年)中に県警察で取り扱った児童虐待の認知件数は4,280件=平成13年以降最多であり、通告児童数は4,791人、このうち586人の児童を県警察で保護し、児童とともに児童相談所に通告するなど児童の安全確保を図っている。また、児童虐待事件にかかる検挙件数は92件で、被害児童数は92人であった」「県警察では昨年4月に愛知県と児童虐待に係る事案の情報共有に関する協定を締結し、本年1月には名古屋市とも同様の協定を締結。その概要については、児童相談所が認知した、児童の生命・身体に重大な危害が及ぶような情報が、直ちに警察署に提供されるほか、児童相談所が通告を受けたすべての児童虐待事案について、毎月定期的に県警察に提供されるものである。この協定に基づき、愛知県からは協定締結時の昨年4月以降本年8月までに7,649件、名古屋市からは本年1月から8月までに1,914件の情報提供を受けており、このうち4,297件、率にして約45%が県警察で把握していない情報であった。児童相談所から提供された情報については、県警察各部門で共有しており、県警察に通報等があった際の初動対応において、児童の安全確保を最優先とした対応が図れるよう活用している。また、提供された情報については、事案ごとに危険度等を審査したう上で、更なる対応の必要性を判断しており、児童相談所に対し、必要に応じて追加調査を依頼しているほか、県警察においても児童の保護を3件行っている。児童虐待事案を重大事案に発展させないため、関係機関と連携して、迅速かつ的確な対応に努めていく」

私からの要望は以下のとおり。「来年4月には、親による子どもへの体罰を禁止する改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が施行される。改正のポイントは大きく三つ。①被害者である子どもたちの権利を守ること→児童虐待では、親がしつけを理由に体罰を加えエスカレートするケースや、しつけの一環だと虐待を正当化するケースがしばしば見られるため、親などの親権者がしつけにあたって子どもに体罰を加えることの禁止を明文化した。②児相の体制を強化すること→児相の体制強化策では、児童福祉司の増員に加え、虐待を受けている子どもを保護する”介入”と保護者の”支援”にあたる職員を分ける体制を取ることや、常時弁護士の助言を受けられるようすることに加え、医師や保健師の配置を求めた。③関係機関の間の連携を強化すること→関係機関の連携を強化するため、国や地方自治体は体制整備に努めることとしている。今回の法改正について専門家は”全ては関係機関同士、その職員同士の連携がカギ”と指摘する。愛知県警察には引続き、児童虐待は命に関わる重要事案としてとらえ、各種警察活動において児童虐待の伏在を念頭に置いた対応の徹底を図り、児童虐待の前兆段階での早期発見に努めていただきたい。加えて、事案認知の段階では警察官の視認などによる児童の安全確認を徹底し、迅速かつ適切な組織対応によって早期解決に努めていただきたい。また特に、児童相談所との情報共有は全国に先駆けた取組であり、その効果は大きい。虐待を受けた恐れのある子どもについては引続き、速やかに児相に通告することを徹底するとともに、一時保護の必要性などを児童相談所が迅速に判断し適切な対応につなげられるよう、子どものけがの状況だけでなく家庭環境なども含めた、より客観的で具体的な情報を記録に残して児相に伝えていただきたい。また、得られた情報を必要によっては、当該児童の処遇や環境の改善に反映できるよう、市町村、学校、保健所などの関係機関と共有するなど、積極的に活用いただきたい」

ちなみに毎年11月は”児童虐待防止推進月間”です。社会全体で児童虐待をなくしましょう)

 

愛知県警察キャラクター”コノハけいぶ”

 

 → 愛知県警察本部長との懇談会

(新本部長である後藤警視監以下県警察幹部の皆さんと愛知県警の取組の現状ならびに今後の方針など多岐にわたって懇談しました。“警察官は24時間、警察官でなければならない”という警察幹部の言葉に、”迫力”=24時間勤務に耐えられるだけの”体力”と、どんな状況でも悪と対峙する”精神力”を感じました。ともに力を合わせて、治安の向上に努めてまいります)

 

10/9 株式会社山田ドビー 100 years Open House

(高速精密プレスの開発・製造・販売を手掛ける山田ドビーの100周年を記念して開催された新社屋内覧会=実機実演加工を視察しました。旧知の仲である同社幹部から説明を受けながら、100年にわたってモノづくりを支え、世界を股にかけて活躍する企業の矜持を目の当たりにして、志と夢の大切さを実感しました)

 

 

 

 → 愛知県知事政経セミナー

(参加された経済界や各種団体の皆さんと業界ごとの課題に触れて有意義な意見交換ができました)

 

 

10/13 知立市書道連盟書道展表彰式

(毎年恒例の書道展表彰式に参列しました。書とは文字を表すことであり、書道とは書を美的に表現することを言います。また、書道は人間修養のひとつであり、礼儀や落ち着きなどを学ぶことができます。各賞受賞者の子どもたちはさすがに堂々としていて、風格を感じます。書道という文化の継承者としての自覚さえ感じることができ、更なる精進を期待します)

 

 

 → 保育園運動会

(好天に恵まれ、子どもたちは元気いっぱい、張り切っていました。あふれる個性はまちまちであり、多様性の中でそれぞれの人格が育まれていくことを実感しました。童謡詩人の金子みすゞが残した、”みんなちがって、みんないい”というフレーズを思いながら、子どもたちに引き継ぐべき寛容な社会を思い描く良い機会になりました)

 

 

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