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英語はやさしく

英語ペラペラに話す必要はないけど、英字新聞読んだり、相手の言っていることをだいたいわかりたいという人は多いはず。英文法を中心に、ただのひけらかしやら、英語にちなんだ情報を発信します。


Present continuous(現在進行形)

"She's studying English, so don't disturb her."
「彼女は英語の勉強中だから、邪魔すんなよ。」


 目の前で、継続中のことを表すときは、「進行形」を使うというのは、特に問題なしに理解できると思います。上の例文から、思い浮かべるのは、教室の中で、熱心に勉強する彼女を見つつ、二人が会話している情景だと思います。
 

"She's studying English so hard recently, because TOEICtest is a week ahead."

「彼女、最近英語を猛勉強しているんだ。TOEICテストの一週間前だからね。」


 今度は、どうでしょう? 彼女、ひょっとしたら、机の上でつっぷして寝てる可能性もあります。テストが近いから、深夜まで勉強して、疲労から学校の休み時間に寝てしまっている。その様子を見ながら、二人が会話している。
 
 今回は、目の前では勉強してませんよね。最近、猛勉強しつづけるといっても、別に24時間ずっと勉強しているわけではなく、たとえば一日2時間の勉強を最近続けている場合なんかも、進行形で表現することができます。




「過剰表現」と「連続動作」の進行形

"I'm often losing things. "
「私ったら、物をなくしてばかりいるのよ。」
"She's complaing everytime."
「彼女は、いつも不平ばかり言っている。」


 「~してばがりしている」という通常より過剰に繰り返しているということを表現するときにも進行形は使います。このときには、「頻度」をあらわす副詞(often,flequently,repeatly,など)がよく使われます。次に・・・
 
"Someone is knocking the door."

「誰かが、ドアを叩いているな・・」

 
 という場合、その誰かは何回もをドアを連続で叩いていることになります。「knock」や「kick」など、瞬間で動作を終了できる動詞のことを「瞬間動詞」といいます。この瞬間動詞を進行形にした場合は、その動作を繰り返し行っていることを表します。



未来をあらわす 進行形
 
 今度の週末の予定を考えてて、「あ! テルマエ・ロマエやってたんだ、観に行こう!」と決断した場合は

"I'll watch THERMAE ROMAE!"


 未来の行為を決断したことを表現した場合は、「will」を使います。
 そのあとに、誰かから、週末の予定を聞かれた場合はこう言います。

"I'm going to watch THERMAE ROMAE."


 予定を聞かれた時点では、もうすでに決断は終えていて、そうするつもりでいるわけですね。こういう時に使う未来時制は「be going to」です。
 
 さらに、行きつけの映画館のオンラインサービスで週末のチケットを購入、座席予約をしたとする。こうなると、週末はよほどのことがない限り、上田次郎さん主演の映画を観に行くことになります。こういった場合は、

"I'm watching THERMAE ROMAE this weekend."


 と、進行形を使って未来を表します。決断に加えて、そのための準備もして、かなり確実な予定を表す場合、進行形を使います。今週行くという、副詞を加えれば、現在のことではなく、未来のことであることをより分かりやすく明示することができます。

I will watch ~

I'm going to watch ~ 

I'm watching ~


この順番でより確かな予定になります。


 進行形の解説はこんなもんです。次回は、現在完了形。アップするのは土曜日ぐらいになるかも、それ以外の内容のやつは、なにかしら毎日、更新します。
 では、
(゚ペ)ノ




Present simple (現在形)

ー 会話文 -

Freddie "What do you do ?"

Susumu "I teach synthesizer."



フレディーがススムに聞いていることは何なのか?
ススムがフレディーに答えていることは何なのか?

 この会話文を正確に和訳するためには、「普段」という言葉を付け加えると便利です。


フ「普段、何をしている方なんですか?」

進「シンセサイザーを普段教えています。」


 要するに、フレディは何の仕事をしているのかを尋ねて、進は自分の職業(シンセ教室の先生)を答えているのです。
 
 現在形の用法の一つは、自分や他人が、普段していること普段どういう人なのかを言い表すために使います。自分や他の人をするときに、だいたいこんな人ですよ、と紹介するためによく使います。


他の例文

①She drinks wine.

②The big fat cat bites everybody.

③He is a friendly person.

④john has a hay fever.

⑤Google has a good memory.

訳文

①川島なお美は(普段から)ワインを飲みます。
 →彼女はビール派じゃなくて、ワイン派という意味

②????は(普段から)誰にでも噛みつく。
 →そういう、噛み癖のある猫型兵機だということ。

③彼は、裏表のある、クズ野郎です。
 →動作ではないけど、普段の性格を表している。最低の野郎だ!

④ジョンは、花粉症です。
 →現在のステータス異常を表現するときにも、現在形。(進行形じゃないよ。)

⑤グーグルは、記憶力がいい。
→あいつに勝ったことない。



 現在形には、「普段」を表すほかに、物や現象を主語にして、「普遍性」を表すために用いられます。物理現象とか、人間が(勝手に)普遍の真理だと思っていること、などを表現するときに使われます。

Sea water freezes at minus 1.8 degrees Celcius.
海水は摂氏マイナス1.8度で凍る。

The moon goes around the earth.
月は地球の周りを回る。

Too much love kill you.
・・・うまく訳せません。

 現在形の難しいところは、現在進行形とごちゃごちゃになっちゃうところ。
 
 たとえば、今現在、椅子に座って、キーボード打ってるけど、「私はキーボードを操作している。」という文章を「I operate a keyboard」にすると、職業として普段からキーボード打っている、という意味になりかねないから、「I'm operating a keyboard.」と現在進行形を使わなくてはならない。
 
 日本語じゃ、そんなこといちいち考えないので、時制を考えながら、言葉を話すというのは、我々にゃ、かなり難しいことだ。日本語論でも日本語は時制がバラバラ、時間の概念に対してルーズで曖昧とよく言われる。
 
 でも、その割には、その言語を使っている本人たちは、ちょっとでも電車が遅れるとイラッとするほど、時間に厳しいともいわれている。彼らは、いったい、どんな生き物なんだろう・・ 



おまけという名の蛇足


 現在形は英語で「Present simple」といい、電子辞書に入っているランダムハウス英和大辞典によれば、この「Present」の語源はラテン語で「他人の前にいる」という意味。
 
 勝手な考えだが、他人の前にいるんだから、やっぱり他人に何かを説明するための時制じゃねぇか、とか考えたりする。そもそも「前にいる」って、前向きにいるの? 後ろ向きにいるの?
 
 で、その他人の数が増えた場合、「大勢の前に立つ」という意味になり、そこから「議長をする、責任を託される」という意味になるらしい。「President」はそこから来たんだと思う。

 次回は、Present continuous(現在進行形)です。明日の夜9時ごろにあげるかもです。では、

・△・)ノ


 日本語の場合、名詞が主語なのか、もしくは目的語なのか、はたまた副詞の役割をするのかは、名詞の後に「て・に・を・は」を代表とする「助詞」を付けることで、決まります。


 私 花 摘んだ。

 花 風 揺れる。

 このように助詞を付けることで、その名詞の働きを変える言語を「膠着(こうちゃく)語」と言います。「膠」とは、昔から接着剤として使われてきた、ニカワのことを指します。助詞をくっ付けることから、そう呼ばれます。
 
 助詞によって、名詞の働きは決まるので、次のように、語順を入れ替えても、意味を伝えることができます。

 花を 私は 摘んだ。
花を 摘んだ 私は。
 風に 花が 揺れる。
揺れる 花が 風に。


 この膠着語を性質とする言語は日本以外に、フィンランド語、トルコ語、朝鮮語などがあります。

 一方、英語はこのような助詞を持たず、言葉の役割を、言葉の位置で指し示します。ですから、置く場所を日本語のようにバラバラにすると、意味がわからなくなります。

I love the big fat cat.

× Love I the big fat cat

The big fat cat scratched me.

× Scratched me the big fat cat.



 このような言語を「孤立語」と言います。文法、文の形というのは、英語にとって、とても重要になります。英語の学習において、まず文型が重要なのは、このためなのです。


(・ε・。) 以上、まじめな解説でした。