①When the blackout occured, I was taking a shower.
(停電が起こった時、私はシャワーを浴びていた。)
この文章は、停電が起こったという「出来事」を過去形で表わし、その時の自分の「状況」を過去進行形で説明している。
感覚的には、「状況」を時の流れ(時間軸)としてみれば、「出来事」はその流れにクサビを打ち込むがごとく遮る過去の一点というところ。
過去進行形には時間の長さがあるが、過去形にはそれがなく、出来事として一点に凝縮されている。
blackout
(EVENT)
↓
ーーーーーーーーーー→
taking a shower
(SITUATION)
そもそも、停電のような、人に語りたくなる出来事がなければ、「シャワーをあびていた」という、ごくごく日常的な過去の状況をわざわざ表現する必要はないと考えるけど、どうだろう?
What were you doing when the gigantic earthquake happened?
(大地震が起きたとき、どうしてた?)
過去進行形を使って、人に過去の状況を聞くときも、だいたい何らかの出来事(この場合は地震)を前提にすると思う。
たとえば、「昨日の午後9時に何してた?」と急に聞かれたとしたら、「テレビ見てたけど・・・何かあった?」と、聞き返したくなるだろう。
ここで相手が「・・・別に理由はないけど・・」と返したら、かなり「????」な状況になりはしないだろうか?
②She didn't get frightened , because blackouts had been happning over and over again.
(彼女は怖がらなかった。停電はしょっちゅう起こっていたからだ。)
彼女が停電で真っ暗になっても怖くなかったのは、それ以前になんどもおんなじ目にあって慣れていたということ。
過去のある時点までに、ある出来事が何度も繰り返し起こったことを表現するために、過去完了進行形は使われる。例文のときに起きた停電以前にも、停電は起きていたということ。
previous blackouts
↓ ↓ ↓ ↓
ーーーーーーーーーーーーーー→New one!
この際、事前に起こっていた地震がそれぞれ何時起こったのか、ということには着目していない。ただ、起こったことがあるという事実を述べるにすぎない。
動詞によっては、ある時点まで~をし続けたという継続をあらわすことができる。
Until she finally appeared, I had been waiting 1hour.
(彼女がついに現れるまでに、私は一時間待ち続けていた。)
ーーーーーーーーーーーーーー→she came!
had been waiting
③On may 21th , a solar ecripse came under people's observation.
(5月21日、日食が観測された。)
過去形だけの文章では、ある出来事が起こったという事実を述べるのみ。その時、人々がどういう状況でいたのかを表現するのには、過去進行形が必要。
At that moment, everyone were looking up at the sun behind the moon.
(その瞬間、みんなは日蝕を見上げていた。)
今回の解説はこんなもんです。次回は時制の一致を解説したいと思います。では・・・
・△・)ノ