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英語はやさしく

英語ペラペラに話す必要はないけど、英字新聞読んだり、相手の言っていることをだいたいわかりたいという人は多いはず。英文法を中心に、ただのひけらかしやら、英語にちなんだ情報を発信します。





ーー主語になる疑問詞ーー

What's going on?
(何が起きているの?)

Which is which?
(どっちがどっち?)

Who is knocking the door?
(ドアを叩いているのは誰?)


 本来、副詞の役割を果たす、when や where も名詞として使うことができます。覚えておくと、かなり便利です。



When is good to hold the meeting?
(会議をするには、いつがいいですか?)

Where is the best place to go out camp?
(キャンプするなら、どこが一番かな?)



ーー形容詞になる疑問詞ーー

What kind of sports do you like?
(どんなスポーツが好きですか?)

 上記の例文の what は kind を修飾する形容詞と考えます。

Which color is your favorite?
(どの色がお好みですか?)

[注意] which は二つ以上のもの対して使えるので、例文では数が特定されておらず、色の種類が2種類の場合もあれば、7種類の場合も考えられる。




ーー間接疑問文ーー

 下の例文のように、疑問文を名詞節として使う方法です。この名詞化された疑問文では倒置は発生しません
  
 口語・文語関わらず、頻繁に使われるもので、覚えておくとかなり表現が豊かになると思います。


I don't know what is going on.
(S V O)
(何が起きているのかわかりません。)

This text teaches us how languages are made.
(S V O O)
(この教科書は言葉の成り立ちを教えてくれます。)

Please tell me how long it takes to the next station?
(S V O O)
(すいません、次の駅まで何分かかりますか?)

People are judged by not what they have but who they are.
(何を所有しているかではなく、何者であるかによって、人に対する判断はなされる。)

We don't know who we are, where we came, where we will go.
(S V O + O + O)
(我々は、自分たちが何者で、どこから来て、どこへ行くのかを知らない。)



疑問詞、その3に続きます。では ・△・)ノ









He put an apple on the table.


He(S) put(v.t) an apple(O) on the table(M).
(彼はテーブルにリンゴを置いた。)

on the table は、ひとかたまりで M(副詞句)


 SVOMの例文からさまざまな疑問文をつくってみます。

?VOM
(Sがわからない。)

Who put an apple on the table?
(誰がテーブルにリンゴを置いたのか?)

SV?M
(Oがわからない。)

What did he put on the table?
(彼はテーブルに何を置いたのか?)

SVO?
(Mがわからない。)

Where did he put an apple?
(彼はどこにリンゴを置いたのか?)




ここで M を別のものと交換、さらに疑問文を作る。

He put an apple at 9 o'clock.
(彼は9時にリンゴを置いた。)

He put an apple for sketching.
(彼は写生のためにリンゴを置いた。)

He put an apple softly.
(彼はやさしくリンゴを置いた。)



SVOM (when)

When did he put an apple ?
(彼は、いつ、リンゴを置いたのか?)

SVOM (why)

Why did he put an apple?
(彼は、なぜ、リンゴを置いたのか?)

SVOM +(how)

How did he put an apple?
(彼は、どのように、リンゴを置いたのか?)



 疑問文の頭に付けるのは疑問詞で、5W1Hと呼ばれるやつですね。そのうち、who/what は S もしくは O を説明し、残りの where/when/why/how はすべて M を説明するものです。

 疑問文のなかで、疑問詞の次に置くのは、動詞がbe動詞以外のばあい、助動詞の does/did です。

 あとは、SVOMのうち、わからないものを抜いて、順に並べていきます。



be動詞の場合



 be動詞の場合は、does/didを使わず、自らが疑問詞の次に配置転換して、助動詞の役割を果たします。次のようになります。


he is sketching an apple.
(彼はリンゴを写生している。)

What is he doing?
(彼はなにをしているの?)


 What の次にくる is は doing を助ける働きをする助動詞に変化した。




つづく・・



 歴史から言えば、-ing形は動詞に付く接尾語で、その動詞を名詞化させる働きがありました。今も使われる単語の中にも、この名詞化されたものが複数あります。

building / gathering / training / footing


 
 ですから、動名詞における -ing形は本来の使い方に近いものといえます。そこから派生して、現在分詞のように、進行形をあらわす使い方などが登場してきます。詳しいことは、中尾俊夫著『英語の歴史』(講談社現代新書)をご参照ください。



ーー現在分詞と動名詞の使い分けーー


a sleeping dog
(寝ている犬:現在分詞の形容詞用法)
(発音するときは、dog を強く言う。)


a sleeping bag
(寝袋:動名詞+名詞の形)
(発音するときは、sleeping を強く言う。)




 名詞の前に置かれているのが、現在分詞なのか、動名詞なのかの違いは、主語と S+V の関係をもっているかどうか。



現在分詞+名詞

a sleeping dog = ○ A dog is sleeping.


動名詞+名詞

a sleeping bag = × A bag is sleeping.



ーー動名詞と不定詞の使い分けーー

I like eating Italian food.

I like to eat Italian food.


 動詞 like の目的語には、動名詞、不定詞、両方を置くことができます。この使い方の違いはジーニアスに載っておりますので、少し引用します。

doing は一般的なこと、または進行中・体験済みのことに用いる。

to do はその場の特定の行為、または未体験・未来の行為に用いる。

 文法の参考書には、不定詞を目的語にとる動詞、動名詞を目的語にとる動詞、両方をとる動詞がありますが、おおむね上記のような使い分け方法によるものと考えられます。
      


ーー動名詞はただの名詞ではないーー


 名詞と違って、動名詞は目的語を持つことができるし、副詞で修飾することもできます。たとえば、SVO(主語+他動詞+目的語)の文章で比較すると・・


I like this book.
(この本が好きです。)


I like reading this book slowly and quietly.
(静かにゆっくりとこの本を読むのが好きだ。)


 あまり質のいい例文ではありませんが、上記のようにより細かな描写をすることができます。

今回の解説は以上です。 短い? 気のせいです! 次回は疑問詞について書きます。

では ・△・)ノ