短文 (7月2日付けの、Japan Times より)
ヒント: SVOC, O と C がだいぶ離れています。
Bangladesh on Sunday called the World Bank's
decision to cancel a $1.2 billion loan to build
its biggest bridge, aimed at transforming
the poverty-hit south, "a bolt from the blue".
World Bank: 世界銀行。各国にお金を貸す機関。
call(O)(C) : O を C だと評価する、判断する。
be aimed at ~:~を狙いとする。
a bolt from the blue: 青天の霹靂、寝耳に水、唐突な出来事
= out of blue
本文中にでてくる ””は、実際に取材相手が話した内容を引用。
解説
Bangladesh(S) on Sunday called(V) the World Bank's
decision(O) to cancel a $1.2 billion loan to build
its biggest bridge, aimed at transforming
the poverty-hit south, "a bolt from the blue"(C).
SVOC は上記のとおり。それらだけを抜き取って、訳をすれば、
「バングラディッシュは世界銀行の判断を“唐突過ぎること”
と評した。」
となります。
O と C の間にあるのはすべて、より詳しく内容を紹介する
ために付けられた修飾語です。それらを一つ一つ見ていきます。
Bank's decision to cancel a $1.2 billion loan
下部線の to不定詞は decisionの内容をあらわす
同格の to不定詞です。
Bank's decision = to cancel a $1.2 billion loan
約すると、
(1.2憶ドルの貸し付けを凍結するという世銀の判断)
となります。
では、その貸し付けは何のためなのか、これを紹介するため
に再び、to不定詞が登場します。文法的に、細かく説明すれば、
この不定詞は、同格ではなく、「~するための貸し付け」という
ように、副詞的に loan を修飾します。
loan to build its biggest bridge,
訳は
(国内で最大の橋を建設するための貸し付け)
its は、バングラディッシュのことを指す代名詞の所有格です。
所有格がすでにあるので、 biggest に the を付ける必要はなし。
そして、すかさず、bridge の次に、カンマを挟んで
過去分詞が付き、そもそもの建設の狙いを説明します。
二つの語の間には、次のような、省略があります。
bridge, (which is) aimed at transforming...
訳は次の通り
aimed at transforming the poverty-hit south,
(貧困に苦しむ南部を再編することを狙いとした)
この which は関係代名詞です。橋建設に関する情報を付け足すために使われています。
全約
Bangladesh(S) (on Sunday) called(V) the World Bank's
decision(O) (to cancel a $1.2 billion loan) (to build
its biggest bridge), (aimed at transforming
the poverty-hit south), "a bolt from the blue"(C).
(バングラディッシュは、日曜、世界銀行が1.2億ドルの貸し付けを凍結するとした判断に対し、唐突なことと評した。この貸し付けは、国内最大の橋の建設のためのものであり、貧困に苦しむ南部の再編を狙いとしたものである。)
下手くそですが、全約は、大体こんな感じです。訳してみると、日本語と英語の構造の違いにイラッとしてきます。英語は、5文型の間に、これでもかと修飾語をサンドウィッチしてきます。
そして、その修飾語に準動詞(不定詞、分詞、動名詞)と関係代名詞が使われることが多く、こいつらがまた、動詞と見た目がほぼ同じなのが厄介極まりない。ですから、英文を読み慣れていないと、途中で、主語はどこなのか? 動詞が二つ連続出てきたぞ! 目的語がわからない・・ など、英語長文の森で迷子になります。
長文の敵は、準動詞・関係代名詞 にあり
です。
英文特有の形・構造に視覚的、感覚的に慣れてしまえば、こういう修飾語だらけの文でもスラスラ読めるようになります。そこは、ゆるゆると経験を積むしかないようです。
今回はここまで。当分は英語短文解説を続けたいと思っております。次回はできれば、月曜にあげたいと思います。
では ・△・)ノ