ストーリーが記憶になくなってしまうため、お芝居はあまりなくて
映画一辺倒なのですが、昨晩数年ぶりにお芝居を見ました。
演じたのは地元のごめ企画さんです。
笑いあり、学びありの素晴らしいお芝居でした。
主人公の羽仁もと子さんは私の地元八戸市出身で、
日本最初の女性新聞記者(報知新聞)になり、
その後、現在も出版されている「婦人の友」を創刊します。
田舎から、16歳の娘が東京で勉強したいという夢を叶えるために
馬橇と馬車と船と汽車を使って6日間もかけて
東京・上野駅にたどり着いた明治時代。
離婚もしたし、女性ならではの差別も受けたし、
いろいろ大変だったことは想像に難くないですが
とにかくすごいのが、彼女が作った出版社、雑誌、そして自由学園という学校が
今なお存続していること。
現在の「家計簿」は彼女が作ったのです。
2時間のお芝居は大まかなエピソードしか演じられないため、
「この女性の生き方をもっと知りたい」と思いました。
最近、生誕150年記念に彼女の本が出版されたので、
図書館で借りようと思っていますが、願わくば朝ドラになってほしいのです。
歴史上のタフな女性が活躍する朝ドラの傾向にピッタリ。
ちなみに青森県八戸市には「羽仁もと子記念館」があります。
今度行ってみようと思います。
↓様々な50代の方の素敵な暮らしを見て勇気や元気、癒しがもらえます