傾聴ボランティアになるつもりはないものの、
勉強のために講習会2回目を受講しました。
今回は自殺対策のためのお話の聞き方でした。
隣の席の方と2人組になって相談者と相談員の役をしたり
6人グループになってディスカッションしたり、
実演があったので時間が経つのがあっという間でした。
そこで、自殺対策ではなく、傾聴の役割として最後どう答えるか、という
1例をあげようと思います。
「年齢35歳男性の相談電話」
今日、学校から連絡があって、お宅のお子さんは4日も学校を休んでいると叱られたんです。今まで4日も放っておいて今頃連絡をしてくるなんて、ひどいと思うんですよ。
担任の先生もいい加減だと思いますよ、全く。だって私は仕事に出ていて、子供が学校を4日も休んでいたなんて気づくわけないんですから。校長先生に注意するように
申し入れようと思っているんですよ。
どう思いますか?
さて「どう思いますか?」に、なんと答えますか?
私は相手の気持ちに寄り添いつつもお子さんのことがとても気になったので
「校長先生に申し入れるのは大変素晴らしいことですね。お子さんはいかがですか?」
と答えようと思いました。
でも先生曰く、相手が「ひどいと思う」と怒ったら、
その時の合いの手は「ひどいですね!」と相手の気持ちをエコーし、
最後の問いには「そうですね!私も一緒に行きますよ」と言うのだそうです。
相手は何でも聞いてくれることで満足し、その後少し冷静になって
自分のことを見直してみたりして思い直すのだとか。
そういえば私も友達に愚痴を言って相談した時、
彼女は時計なことを聞かず、お説教もせず、
「金属バット持って駆けつけるから殴り込みに行こう!」と
100%味方になって言ってくれて、それがとても嬉しかったです。
その時35歳でした。
それ以来、私はいつでも誰かのために戦えるよう、車に角材を入れてあります。
一度も使ったことがないのが幸いです。が、
私はいつでも戦闘モード。車すっ飛ばして助けに行く気満々だぜ、
って私、誰に言ってんだろう。
話はそれましたが、ひたすら聴く。
先入観を持たず決めつけもせず、質問もせず、さとしもせず、
聴くだけで相手が満足し、その後の話の展開は相手が自ら広げるらしいです。
「なかなか出来ないな・・・」これが私の一番の感想です。
写真はお昼にいただいた、おいらせ町のちち丸さんの煮干し出汁ラーメン700円です。
あっさりしているので女性は好みかと。
男性は量が少ないと思うので、ご飯100円を追加注文するのがいいと思います。
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