私は人の話を聞くのがあまり好きではありません。
なぜなら周りに、お話が上手な人がほとんどいないからです。
ですからいつも修行と思って聞いたり、話しかけたりするのですが、
相当なストレスを感じてしまい、
逆に黙ってしまうことが多くなってしまいます。
そしてそれが楽で、だんだん無口になってきました。
それではいけない、ストレスを感じないように人の話を聞ければ
自分も変わるのではないかと、町が開催する
「 聞き上手になるための講習会」に行ってきました。
それはただお話を聞くだけの「傾聴ボランティア」に
つながるものだそうです。
が、蓋を開けてみたら講習会の冒頭で
「自殺対策人材育成」の講習会であると説明されました。
正直引きました。
でも聞く力をどう生かそうが自分の自由ですから、
今日を含め３日間の講習会全てを受けてみることにしました。
今日一番勉強になったのは、やはり人の話を聞くことは
大変ストレスになるので、自分が崩壊しないために
必要なことが２つあるのだそうです。
・自分の話を聞いてもらえる人が3人必要
・ストレス解消法を１０個持っている
私は話を聞いてもらえる人が3人もいないのですが、
このブログに書くことで、生身の人間ではないけれど
１人分は確実に確保しているような気がします。
読んでくださっている方々が、
私のための傾聴ボランティアをしてくれていることになりますが、
みなさんはいかがでしょうか。
講習会の最後に質問コーナーがあり、私が
「聞いても話が方言すぎて分からない」
「認知症なのか、さっきの単語が他の単語にすり替わってしまい、何の話かわからなくなる」
これらのストレスをどうしたらいいか聞いたら、
「話が分からなくてもいい。マラソンの伴走者のように、ただ寄り添うべし」
とのお答えでした。
そしたら講習会の終わりに隣の女性が話しかけてきて
「介護関係のお仕事されてますか？」と聞かれたので
自分の勤務先を行ったらその方の娘さんも同じ会社で働いていると判明。
何という奇遇でしょう。
おりしも、3日前に仕事でやりとりがあったばかり。
あの素敵な方のお母様はやはり知的で素敵な方なのね。
講習会で頭を使ったため、帰りがけにアイスを購入して帰宅しました。
秋らしい、パルムのマロン味。
勉強の後のスイーツは脳細胞に染み渡り
大変美味しゅうございました。
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