長崎の史跡料亭”花月”続きだす
由緒正しき卓袱(しっぽく)料理バ、紹介しますけんね
まんづ、スタートは、アルコールでカンパーイ、ではなく(!)
何よりも先に、”お吸い物”から飲み干す、というルールあり(順番)
この吸い物〜鯛の切り身、小さな餅などを入れた汁〜を、卓袱料理では”おひれ”と呼ぶ
おヒレ=魚の”尾ヒレ”が語源だそう
(同行者の長崎友から聞いた)
つまり
(お出しする料理は)”魚の尾ヒレまで(丸ごと1尾)使い切っております”というサインらしい
成仏の意味合いもあろうし、お酒よりも先に吸い物で胃を湿らせておくと、悪酔いを(幾分)防げるという意味もあるようで、粋でんな
一番眺めのいい部屋に通してもらえたんで
庭をみながら食事してたら、
ヲネコ発見(右上あたり)
シャッターチャンス逃しとんニャー
手前は、鯨ベーコン
黒豆は”7粒づつ食べる”というルール
(なぜ7粒なのか?? 縁起担ぎやろな)
坂本龍馬や勝海舟もここ(花月)で卓袱料理を堪能した
と思うと、
やはり、
天下を取る予感しかない
(くどいです。笑)
ま、実際のところは、
お相手をした花魁かね〜
おそらく(オラは)前世でも、人間の好き嫌いがはっきりしていただろうから、たとえ大金を積んでもらっても、冷たい態度を取った客は少なくないハズ(笑)
けど、
嫌いな相手ほど、本人は気づかへんねん
馴れ馴れしい奴めっ!て、
内心、さらに大嫌いになってしまうんで
なるべく早く気づいてくれや。
お菓子のようにみえるこの食ひものは、”ハトシ”といふ
”和華蘭”の華(中華)部門でんな
すり身を挟んで揚げたトーストのようなもの
(具は、エビのすり身&ウナギ入りの黄身)
そいえば。
”去る者は追わず、来るもの拒まず”という成句があるけど
これからの時代は、来るものも拒んでいい時代だ
(誰が決めてんねん笑)
オラは好き嫌いがはっきりしてるとはいえ
ヤミクモに人を嫌いになったことは1度もない
”こいつは好かんっ!!!”という明確な理由があっての嫌いなんす
だから正解
逆に、
なんとなく”いけ好かん”と感じる相手は、自分自身の(蓋をしている部分の)投影であることが多いんで、そこに気づかない限り、同じような人が出現する羽目になリまス
つまり、
イケ好かん相手は、おめえ自身やぞ、ってことな。
丁寧に油抜きをされている豚ドノ
ご飯、香の物と、二番出汁のスープ
〆のデザートに、”お汁粉(ぜんざい)”が出てきます
これ、卓袱料理の特徴やねんて
なぜなら
昔は”お砂糖”が貴重だったため、”高級品をお出ししてます”のサイン
料理の説明をいちいちしなくても、
お汁粉が出てきた時点で、当時の人らは、”おお〜っ”となったわけね
お庭は自由に散策できます
広い庭に鳥居がありました
(庭の)高台に、稲荷神社があった
(龍もいたぞ)
トレビア〜んな花月でした
☆よんじょう個展☆
☆案内状が無くても(どなた様も自由に)入れます☆
初めての方も安心してキテちょ!
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