2842.ネグレスコホテルの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

昼間、メイン通りで、黄色チョッキ団のデモに遭遇。(暴動はナイヨ~)

↑モノプリの前@ニース

 

この後、

 

ラファイエット(デパート)に立ち寄る際、周辺に、煙のよーなニオイが立ち込めていたけど、

 

何があったのかは不明。


 

 

黄色チョッキ騒動は、怒りの矛先が取っ散らかってて、もーワケワカランで。

 

”船頭多くして、船、山に上る”の如シ。

 

 

フランスにまだ住んでない頃は、仏国=オトナの社会というイメージがあったのに、

 

最近は、成熟度めちゃ低っくーい面がモロに出てま。

 

 

 

話変わりまして。

 

ネグレスコホテル↑(画像お借りしました)のオーナー

マダム・オジエ(98歳くらいか?)が亡くなったラシイ。

 

 

一昨日、ホテル前を通りがかった際、

ホテルの玄関に何かの看板が出てて、「ン?」とは思ったんすが、

 

 

そういう事(訃報)やってんな。

 

 

 

マダムは億万長者で未亡人。

 

 

これまで、資産狙いであらゆる人が近寄ってきただろうから、

 

100歳近くになっても、おちおちボケてられへんよな。

 

 

 

数年前、ルポルタージュ(ネグレスコの番組)を観た時、

 

マダムの、歯に衣着せぬ言い方&直球の性格にとても好感を持ちました。

 

 

単純な話をコネクリ回す人なぞ一刀両断やねん。

 

 

オラも、結果が出てることをウニャウニャと言い訳するお人には、

 

そげん説明するより、解決法と対策を考えろや!

と、言いたくなる性分なもんで、

小気味ヨカタ。

 

 

マダムには、装飾も偽善も通じまへん。

 

(5年前の元旦画像、YJブログ)

 

そして、

 

前世は綱吉か、ってくらいの愛犬家で、

 

ネグレスコの最上階にお犬2匹と住んでいた。

 

 

ニンゲンは信用できんでも、犬には100%なのはヨクワカル。

 

お犬の世話係に、近所のワテを雇えばいいのにと本気で思ったし(笑)。

 

 

実際のところは、お犬係に、

誠実なブラジル人女性を雇っていて、

 

 

彼女の人相がものすごくヨカッタのも印象的。

 

マダムの眼力はサスガやな、

こんなところにも感心したもんです。

 

 

このたびの逝去で、

 

ワテは真っ先に「2匹の犬はどうなるんやろう?」と心配しましたが、

 

当時のYJ(過去)ブログにちゃんと↓書いてありましたわ。

 

 

>>抜粋>>

『自分(マダム)が死んだ後は、犬に部屋を与え、犬専用の世話人をつける事』、

 

『遺産の半分はホテル経営に充て、残り半分は犬(動物)保護団体に寄贈する事』という遺書は出来上がっているト。

 

 

 

メデタシメデタシ。

 

 

(ネグレスコホテルのカフェ。YJブログ画像)

 

 

 

<おまけ>

フランス絵巻き

↑7年前に描いていたネグレスコのイラスト。

このころは、画家になる未来なぞ皆無じゃった。

 

 

考えたことが現実になるって言うけど、

 

考えもせんかったことが現実になるで。

 

オラのバヤイ。笑