2406.内向き生活ノ巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

三連Q、終わりましたね。


My脳内は日本仕様なもんで、仏国の昨日は平日なのに、休日の錯覚になってましたよ。



ニースにいる間は、休日と平日の境もなく、毎日、絵かき仕様やけど。


去年は、棟方スイッチが入るまでモタつきましたが、今年はスムーズに移行しました。


帰国中は100%外向き生活だったのを、突然、内向きに移行するのは、右効きの人が、急に左手で箸を持つようなイメージですかね?


ぜんぜん違うねん。

 


左手で寿司も食えるような勢いになるねん。





外向き生活の時は、これぞ自分!って思ってるのに、いざ、
内向きになってみると、これぞ自分!!という感覚が深いところから出てきます。


そーなってから気づくのが、外向き生活中の濁っていた部分。

つまり、

外向き生活中、「なーんか本調子が出てないような・・」と感じる日は、相手本位になりすぎた時ですわ。


ワテは、人と関わるとパワー全開になる反面、(無意識に)自分を相手にあわせて調律してる時もある。


”社会性”というのは、そーゆーことでもあります。


当然、自分100%ではなくなるわな。


ムロン、心底、深く関われる人も増えたんで、そういう人ラと対面する時は、本来に戻るから、絶好調やけど。




それはともかく、

自分をチョット調律するクセが出ると、自分の中にチョット濁りも溜まってくるわけですわ。


知らんまに溜まった濁りが、お絵かき生活に入ると、イッキに調整されてクリアに整うのであります。


結局、ニンゲンは”素のところは崇高にできている”という感覚が蘇ルネ。


フシギやけど、たぶん、日々没頭する作業をやってる人に共通する領域でしょう。


職種は違っても、クリアに澄んだ部分のエキスを取り出して試薬をかければ、中性になる、みたいな?