3時間くらい。
初対面のピーポーで、職業はサマザマ。年齢も25~50歳。
(注:仏国では、年齢差は誰も気にしない。気にならない)
最初の雑談テーマ、「いままでの人生で、成功体験は何があるか?」
29歳の仏女は「3年間で50キロのダイエットに成功。お金もかけず、医療にも頼らず、食餌とスポーツだけで痩せた。妊娠中に数キロ戻った以外は、リバウンド無しで安定している」ト。
50キロいうたら、オレより重いけど、成人女性1人分が消えてなくなったのと同じですよねえ。現在は、スラリと綺麗な人。
イタリア生まれの碧眼スィニョ~ラ(30代)は、仏語もママナラヌ頃、仏国の大学で心理学を学び、パリへ行き、超高得点で心理セラピスト(カウンセラー?)免許を取得した話をしていた。
40代ムッシュウは、スイスで勉強していた時代の武勇伝を語っていた。
話が長すぎて退屈した。
オレは、場違いなところに来てしまった。
と、後悔に苛まれていたが、何も喋らんわけにもいかず。
「Myジンセーはミラクルです。」と、YJ開口。
YJ談:「ブログを毎日書いてる。が、文が毒舌なんで、(毒を)緩和するために”プチ・イラスト”を添えていた。
帰国中、トーキョーの画廊オーナーがブログを見て、イラストを一目で気に入り、その場で、まさかの個展スカウト。
それまで絵をやったことがなかったんで、返事に困ったが、数か月後、具体的な展望もないまま、”oui”(yes)と言ってしまった。
”oui”と言ったその日から、朝も晩も土日も絵を描き続け、結果150作品になった。(実際は一回目の個展は180点)
ワケワカランまま、ニースで額屋を探し、200個の額を調達。
その数と費用に恐ろしくもなったが、すべての絵を額装し、トーキョーに送った。
名もなき自分の絵が売れるとは思ってなかったんで、10ユーロ(=千円)程度の小物(トートバッグ)も作った。
が、実際、個展を開催したら、小物よりも、絵を買っていかれる方が圧倒的で驚いた。
絵は完売した」
仏人全員、「えーーーーっ!!!」
あー、オモロかった。
近日に、つづく。
(気が変わったら、つづけない。)