1223.ザ・銀座の巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう


毎日、ツーハン話には、飽きた?
『期間限定』なんで、もうちょっとの辛抱やんか。
こないだ会った人に、『短期限定って、いつまでですか?』と問われ、『知らん。』と即答した画伯だけど。

話変えまほ。
銀座のワインバーに行ったんですよ。
高級ワインを飲み飽きた大酒豪は、近所の酒販店で買った”ゆず酒・持ち込み”なんです。
1千万円のゆず酒にも飽きてきたんで、こないだは、”紹興酒”を持ちこみ、”ボトルキープ”。
ボトルというか、容れ物が土器(甕)なんで、周囲の女が『怖~い!』って。
何が怖いねん。
(等々力豪邸マダムに頂戴したお宝ダスっ)

その日、店長ハンが『ヨンジョーさん、秋刀魚焼いてあげようか?』と、母性愛(父性愛)で迎えてくれた。
稚児のやうに目を輝かせ、サンマを待っていたら、まづはシシャモ、が出てきた。
シシャモは子持ちが有名でアルガ、網の上の人はオスだった。
店長『シシャモはオスが旨いんだよ』。
オスは出産する用事がないから、体内の栄養が奪われなくて済むんですかね。
だいたい、ピラミッド作ったりするんも男やもんねエ。ほかに用事無いんかっ。


シャモとともに、女給が作ったゴボウと牛肉の旨煮が出てきた。
ゴボウに舌鼓をうち、『白飯があったらなー』と呟いたら、店長『ゴハンあるよ。』
お茶碗にゴハンがでてきた。
遠慮なく喰らっていたら、横の女に『ワインバーでゴハン食べてるーっ!』と笑われた。
お茶碗一杯、平らげたら、店長、『もう1杯あるよ』と、二杯目もよそおってくれた。
どんなワインバーやねん。

・その日の銀座ゴハン・
シシャモ、サザエ、ハマグリ、サンマ、マ・ツ・タ・ケ!
(メニュウの絵はまた次回)


・短期限定・世界の名画展