1218.シャネル画考察の巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう


人気の”シャネル画”は、呉服屋さん(マダム)が購入されました。
ポリエステル・丸洗い・のパリジェンヌが描いた絵を・・。


マダムは大学で、着物の講義や着付けもしておられて、ヤング(生徒)に着物体験をしてもらってるトカ
ヨン画は、その広告パンフレットにも使いたい、との事。


それで、マダム曰く『このシャネル画の説明も一言、書き添えてほしい』と。
てっきり、シャネルの名言を仏語で添えて、オサレにまとめてチョーダイって事ケ?と思ったらば、そうじゃなくて、『大画伯がこの絵(シャネル画)についての説明を一言』という意味だった。


ヨン画にメッセージ性は無いノダスが、さりげなく描いてる香水瓶や小物がアンチークな年代モノだったりするという、楽しみは隠れておりまス。

今回は別の視点から、敢えて”説明”をしてみやう。



絵の中のよんじょうハン↑が書いてるのは、実は”シャネルの名言”なのダス。
何気に、メモも、シャネルでコーデネートしてまんのや。
そんなの誰かが問わない限り、誰にもワカンナイじゃん!って、それがいいんやんか。
無粋な人やねエ、あんた。


このメモ↑は、『流行は色褪せても、スタイルは不変である』


オイラは、流行が嫌いなんで、『流行とは、時代遅れになるもの』と言ったシャネル君と魂が一致しまんねん。
どーせ、手のひらを返すくせに、巷の流行りに群がって、右から左まで皆一緒の現象、がオレは好かんのえ~。
なんで~?って、好かんもんは好かん。


横に散らかってるメモ↑は『かけがえのない人間になるためには、常に人と違っていなければならない』


日本国は、人と同じである事が優先される文化ですんで、ひときわ難しいですな。
仏国では、人と違う事は珍重されますけど、日本では、人と違う意見、人と違うスタイルを通すのは、エネルギーの要る事であります。