1189.初ラッピングぅーの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう


昨日の搬出時、約束通り、西荻までお客人が来てくれた。ご自分用と、ご友人用に、ヨン画を2枚づつ買ってくだすった。


お客人『友人のは誕生日プレゼントなんで、それ用のラッピングをお願いできますか?』との事。
テモチのブツで、なんとか、それらしく見えるやうに包装(画像↑)
ラッピングは今回がお初なんで、弁当のやうな形状になっとるけども、こーゆー作業は楽しぃスネ。
中の絵は、仏語版の新聞紙で(たまたま1枚所持していたものをパッキン代わりに)くるんでおりまス。
外装は、仏語版の新聞が印刷された袋。
中と外が何気にシンクロしてござーまス。
トリコロールのリボンちゃん&シールはニースで調達したブツざます。多めに買っといてヨカッタ。


搬出終了後。

近所のカヘー(かまたシェフの店は喫茶もやっている)へ、皆で行ったのですが、エリック先生のご友人M氏も同行。

M氏はケベック出身(カナダ人・仏語圏)なのだが、日本在住歴30年ゆえ、日本人との会話は完全に日本語。
テーブルでも、私とM氏の会話は日本語、エリック先生とは仏語。
エリック先生も日本語ペラペラのくせに、私には仏語で喋りかけてくるんで、やむを得ず、仏語やねん。
関西出身の江戸在住者が、関西弁で話しかけられると関西弁になるよーなもんで。



購入されたヨン画の1ツ↑”エールフランス”

M氏に『日本語で一番むずかしかった言葉は何か?』と尋ねたら、『うーん。今も漢字は読めないし書けないョ。それより、日本人は、外国人(=仏人など)の日本語が間違っていても、それを指摘しないんで、間違ったまま(=エラーを修正できないまま)変な日本語をずっと喋ることになる。逆に、我々(仏人?カナダ人?)は、まちがった仏語を日本人が使ってたら、その時点で指摘するのに』と。
”何を親切と思うか?”も文化の違いですもんねー。


私の知ってる仏人に関していえば、エラーを気にする人はほとんどおらず、めっちゃ大雑把ですけど、仏国の北部地方にホームスティしていた日本人(知人)は、『仏人(ホームステイ先の家主)がいちいちエラーを指摘するんで、仏語を喋るのがすごくストレス。もう限界!』と言うていた。
仏人は意地悪で指摘していたわけではないと思うけど、日本人は、否定される事に免疫がない、もんねー。オレも含め。



購入されたヨン画の1ツ↑”キッチン”