1147.日本人は醤油のカホリの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

昨日、犬ネタを書いて思い出しました。
ウチの犬は、(飼い主に似て)人間の好き嫌いがハッキリしてたんですよ。
犬のクセに、誰にでもシッポを振るタイプではなかったんですけど、考えてみると、どーも、飼い主(YJ)が苦手と思ってる人の事を、同じように嫌う傾向があった。
ペットは、飼い主の心の中も代弁するんですかねえ、ヒヤヒヤすんで。

一方、ニースの街を散歩中、ウチの犬は、日本人(旅行者)を見つけると、シッポを振って自らダーっと近づいていく、という行動がみられた。
”日本人”ってだけで、(その人がどんな人間でも)無条件に心を許してるわけですけど、『なんで、(離れたところからでも)”日本人”を認識してんの?』という点がフシギだった。
そもそも、犬は視力が悪いといわれるし、仮に視力がよくても、東洋人の雰囲気を認識してるって事なら、中国人や韓国人や台湾人に駆け寄ってもいいのに、そーゆー行動は一切無かった。
そこで、YJの推察:『日本人は、醤油のニオイがするノカモ?』
イヌの嗅覚は人間の1億倍ともいわれますもんね。

もともと、各国ごとに、その国のニオイ(空気の香り)が存在シマスね。
私は、飛行機から空港に降り立った瞬間に、それを感じますよ。
といっても、関西空港で醤油のニオイに包まれるわけではないけど、たとえば、韓国はニンニクの香りがするし(韓国は行ったことないけど、大韓航空に乗った時にそう感づた)、仏国の空港は香水のニオイがする。米国はマクド?
その国の空気を365日吸ってると、国民は、知らぬマに、ボディーや細胞に、お国の香りが沁みこんでるんかもしれませんですな。
喫煙可の喫茶店に2~3時間もいれば、タバコの匂いが髪の毛や服に沁み込んでるように・・。

<PS>
昨日、フェレットを散歩させてるマダム(2人の子連れ)を見た。マダムが信号待ちの時、”偶然の通行人”を装って、フェレットをナデナデしにいった。
YJ「フェレットを散歩してる人を初めてみましたけど、(フェレットは)何を食べるんですか?」と訊いたら、マダム、「肉」と即答。
可愛い顔して、食生活はめっちゃ肉獣、に笑った。