1126.酔狂なバーの巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう

昨日の”ジロヨンチョコ ”、どえりゃー反響でしたな。
もしも、500万人に1ケ100円で売ったとしたら・・・、うひゃひゃひゃ。今夜は眠れないナイト。

しかしネ、今回の”ジロヨンチョコ”で、実利があるのは”チロル社”と”DECOチョコ会社”ダケ。(ジロンド秘書が自腹注文したモノゆえ、ジロンドも無利益)
そんなわけで、現金な大画伯の元にも、現金は1円ポッキリ入ってこねぇシステムだけどぉ、大富豪である吾輩は、そんな事、これっぽっちも、気にもとめてやしないよ。(思いっきし、こだわっとんがな!)
ま、近未来は、これが大発展して、利益の三原則(黄金律)を実践する事になろうから、目下のところは、お釈迦様のお導きに身をゆだね、チロルに儲けさしておくわ。

そもそもは。ド・素人である大画伯の”眠れる画力”をひきだしてくれた張本人もジロンドさんだった。
ひきだしてもあっけなく限界にぶつかる大画伯だが。

去年の夏、初対面で、いきなり、『店の壁に、”ヨンジョーさん”(=YJの顔)を描いてよ。』と、マジックを渡されたのがキッカケで、その後も、ワィンやその他のイラストを依頼してくれた。
YJ:『描ける絵は限られてるんで、複雑なものはよう描かんでー。』と言うてるにも関わらず、ジロンドは、オマカイなしだった、
で、YJ:『描けるかどうかわからんけど。』と毎回、中途半端な返事をして、いざ、やってみると、毎回、実にオモシロい作業だった。
ハタチ現在まで1度もやった事がないこの作業に、カタルシスさえ味わった。
で、出来るかどうかわからんかったイラストが完成すると、<あら、できちゃった!>と自画自賛した。
”限界”ってのは自分で決めるもんじゃないな、という事を学んだ、ような気もした。
だからといって、たいしたもんじゃないのは今後も変わらない。

それにしても。
イラストレーターでもなく、名もなく、貧しく、美しき大画伯、のイラストを、神聖な職場(=自分の店)に平気で飾るジロンド氏の酔狂な神経には恐れ入るね。
店の恥になるかもしれん危険も省みず・・。

PS.
家計簿というものを1度もつけた事がないオレだけど(今後もつけへんけど)、こんな家計簿↑だったら、支出の記入も楽しいカモ?