1112.贈り物No1何ぁにノ巻? | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

淑女の皆様、バレンタインのご準備は整いましてか?
この日、一番ドキドキしてるのは、日本のチョコ会社だろうけど・・。
商戦とはいえ、オナゴから男ハンへ愛を告白する日ってアイデアは、めっちゃ楽しいですよネ。
引っ込み思案の貴女も、果敢にご活用あそばせよ。
告白する相手がいない?サビシー人生送っとんね。

仏国では、女から男へチョコを贈るという習慣はなくて、男から女へ贈り物をするパターン多シ。
愛の告白じゃなくて、すでにカップルになってる人同士がロマンチツクに過ごす日、という感じですな。

贈り物の第一位は「香水」らしいですよ。あとは、お花ですかね。
ほかに、アクセサリーやセクスィなランジェリー、レストランでディナー等々ありますけど、「何もしない」という貴重なパターンもあるで、ハロウィンの日みたいに?
そもそも、この不景気なご時世に、割高”バレンタインメニュウ”がいかほどの成功をおさめるものか、大いに疑問なところ。
ロマンチツク好きな仏女は多いけど、たまに「ロマンチックは苦手」っていう人もいるよ。
そういう女を見ると、友達になれそうな気がする。


香水といえば。
シャネルの名言に「香水をつけない女に未来はない」ってのがアル。
「えーっ!」ってことで、さっそく香水を常用して、これでエレガントな淑女だ、なんて思ってると、少なくとも、シャネルには尊敬されへんわ。
ビジネスセンスも卓越していたシャネルさんですから、それも販促戦略だったんだろうけど、キャッチコピーにスグ群がる女なんか魅力ないもんねー。
と、シャネルが言ったわけじゃないけど、私がシャネルならそう思う。少し矛盾しててもそう思う。
香水をつけようがつけまいが、女の未来はその人次第ザンスー。
香水が未来を決めてくれてもラクでいいけど、そーなると、全国の婦女がまた同じ香水に走るんちゃう?
サバ缶みたいに。