772.犬とテレビに・・の巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 実家の姉さまが、飼い犬(ミニダックス)と地元のテレビに出たラシイ。
ハズカシーっ!
夕方の情報番組で、”ペットネタ募集”に応募したら、(地方の)TV局の人が家まで取材に来られたト。姉は、私と違って、未知の人に対してヒジョォォに内向的なくせに、こういう事にはマッタク何の抵抗もないねん。自分が毎日TVを見てて『すごく感じいいワ』と思ってるパーソナリティーの人を、一方的に身近に感じて、客観的な距離を失うタイプなんですわ。勝手に心を許してるいうか。オバハンにこんなん多いよね。
それはともかく、妹の心配は『TVに出るのに、お化粧、チャントした?』って事だったんですけどね。
身繕いに無頓着な姉は、『口紅だけは塗ったケド』と言うていたが、そーゆー事に構わない人だからこそ、TVに出るのも抵抗ないねんな。
さて。実家の犬は無芸小食、なんですけど、食べ物をねだる時だけ”ミーアキャット”の格好をするんで、そのシーンを撮影するのがメイン。
犬が、(高い)台所のテーブルの料理を食べたい(見たい)が為に、最大限に脚と身体を伸ばすと、結果的にミーアキャットになるだけなんですけどね。
玉子への執着が激しい犬なんで、テーブルに卵焼きがあったりすると、しぶとくいつまでもやってんねん。
仏壇の卵焼きなんか何度盗まれてることか。
しかし、取材中は、犬の足が突然つったりして、ミーア芸どころじゃなかったラシイ(1度もやらずジマイ)。ホトケ様のバチが当たったかな。
結局、自転車のカゴに犬をのせて町内を散策するシーンを撮影、取材時間は3時間に及んだト。
私はてっきり、番組の最後に(日替わりで)2~3分くらいの犬コーナーみたいなんがあるんカナと思ってたんですけど、そういうのじゃないみたいで、放送時間も意外と長かったラシイ。
放送を観た姉は『(犬を)すごく可愛く撮ってくださってたわー!』と喜んでいた。私は勿論見てないですけど『TV局から景品か何か貰えるン?』と問うた。
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