とくに、休日の朝のテレビとか、話し声が主なんですけど、階下のオッチャン(面識は無い)の咳の仕方がめちゃくちゃ大袈裟で、窒息死すんちゃうかみたいな咳を連続でなさるんですわ。おそらく、痰を吐くまでやっておられる形式なんですけど、最初は、ギョっとして、気がフレた人(狂人)が住んでるンカ?と本気で思ってたんですよ。
それほどまでに節制知らずの咳やねんけど、オッチャンの習慣の問題だったんですね。
私もオッチャンの咳を最後まで聞き届けるのが習慣になってますけどね。
フランス人は騒音に厳しいわりに、人前で平気で鼻(洟)をかんだりしますから、生理現象に対しては寛容なんでしょうか。
ところで。結婚生活を長く続けているうちに、”出す音”にも鈍感不作法になるそうですけど(誰がそんな説を唱えてるって?知らんがな)、とりわけ、奥さんのクシャミの仕方は歳月とともに豹変するようね。
恋愛ノボセ期間が終わると、ハクションも「ヘぃーックショイ」になるいうことでしょうか。倦怠期に、益々ウンザリを刺激するファクターですよね。
私は慎み深いから、クシャミもオナラもしたことがないんですけどね。
そういえば、中学時代に、色気づいてたK子ちゃん、がいたんですよ。この人のクシャミの仕方がわざとらしくて、「クチュン!」と、可愛らしい音と同時に、目をパチンと閉じて、キュートに決めてはったんですわ。生理現象をあきらかにトリミングして、クシャミにも媚態が入ってたわけなんですけど、友人と(陰で)モノマネして大笑いしてたんを思い出しました。
媚態って、本人が狙ってるほど効果はないんよね。作られたものは、作られた部分がヤッパリ演出にしか見えないですもんね。
その後、K子ちゃんは、バレーボールの力量で立派な高校へ進学なさったんで、以来まったく会ってないんですよ。風のたよりでは、3人の子持ちのオッカサンになってるラシイんですけど、現在は、どんなクシャミをなさるのかしらネ。
今も、クチュん!ってやっててほしいナア。