706.パリのお土産の巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 友人とは今日でお別れ、パリの置き土産を堪能中。チョコレートだよ、うめゃーダヨ。
ショコラソムリエである私のベロによると、美味しいチョコと、そうでないチョコの味の違いはネ、カカオバターと植物性油脂の違いヨ。
でん六ピーナッツチョコを大喜びで食べてたソムリエだからマチガイないで。
お土産(アンリ・ル・ルー)は、日本にはすでに上陸してるコウキュュュウ品らしいけどね、ニースには無いねん。無くてええねん。
日本人は、何処に住んでても、首都や海外の有名な銘菓をお取り寄せなさるし、逆に、地方で細々と暮らしてた銘菓が急に脚光を浴びて、全国行脚する現状がよく起こりますけど、フランスではそういう事はホボ起こらんノヨネ。
地方都市に住んでる仏人がわざわざパリのもんを欲しがる事はあまり無いですもんね。自分んち(地方)にも美味しいモンがタンとあって、それで十分満足してはんねやろネ。アンチ首都(敵対)って事じゃなくてネ、仏人は郷土愛の強いのが一般的ですもんね。
アンリルルー氏も、もともとはブルターニュの小さな港町で地道にキャラメルを作ってはってんから、ブルターニュをこよなく愛し、誇りになさってるハズヨ。
ブルターニュ人はラテン系(一般的仏人)と違って、誠実勤勉で、日本人と相性がいい事が多いンヨネ。勿論、例外はどこにでもおるけど。
ところで。日本も、大昔、”藩”の頃は、各地方で特色があって、各藩ごとに1つの(個別の)お国みたいになってた(?)って話を聞いた事があるんですけど、いまや、地方都市は何処もソツクリですよね。発想が首都(東京)的というか。
駅に通じる地下街なんかは、「ココは何県だい?」ってくらい、皆よう似とるもんねぇ。私は方向オンチだから、何処を歩いていても「ココは何処だい?」なんだけどね。
個人的には、都会は好きなんですけど(←好きな服や派手な服をオカマイなく着られるという理由・・)、田舎や地方都市が都会のマネしたり、首都に右倣えになると実にツマンネーよね。惚れた弱みで、好きな人の趣味に何から何まで合わせて、どんどん面白みのない女に成り下がるのと同じダワネ。
<2段式中身↓>フランス絵巻き