373.学コンの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻きわたしの知人に、学歴だけで人を判断する婦人がいるわ。学歴や肩書きはその人の一面を知る手がかり(情報)にはなるけど、それ以上でも以下でもないわねぇ。彼女は、『有名大卒』と聞くと目の色&態度がコロっと変わるのだけど、おそらく、ご自身の”学歴コンプレックス”のなせる業だろうナア。
ペシャンコの鼻の人が、高い鼻にムヤミに憧れるようなもんヨ。それでも、”学歴大好き”が、”巨乳大好き”と同じくらい罪のないものというふうには受け取れないのは何でカシラね?日本には昔から『末は博士か大臣か』のメンタリチーもゴザンスから、多かれ少なかれその傾向はあるものの、勝ち組にすり寄る卑しい根性がヤラシーのよね。(勝ち組も負け組も、ソノ言葉自体、私は大ぇ嫌ぇなので、日常で使ったことがないわ。学業そのものは大事ダケドネ)
ともかく、その婦人の友好関係は、見事に超高学歴ばかりを取り揃えているのだけど、どの人も見事にオモローないねん。知的会話がすんごくオモロイ人と、まったくオモローない人とがいるけど、その違いは何なのカシラ。これは好みの問題だけど、泥のついてない知識には、野生性が欠如してて、さほど魅力がないわね。たとえば、メスが危ない目に遭った際、自分の身を捨てて助けてくれるようなオスに野生を感じてグラっと惹かれるわけですけど、泥がついてない頭だけの知識からはこの野生味が一切漂ってこないのよ。政治家のようなインテリがそうデショ。フランス絵巻き
いうても、ハマコー(古っ)のような野性味100%になると、手のつけようがないケドモ。