239.お魚の問いノ巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 友人(日本青年)のブログに「川の流れに反して泳いでる鯉は疲れない?寝る時はどうするの?」という素朴な問いがあったので、魚好きの少年(中2の甥)にチラっと尋ねてみた。ラバ、意外にもサラリと回答を得た。甥は”自然児の猿”ゆえ、学校の成績は最低だが、魚や川のことだけは知り尽くしておる。鯉について問うただけでも、自然は繋がっているせいでしょう、芋づる式に他の魚や、水質、苔、水草、プランクトン等々の話が次々に返ってキマス。
フランス絵巻き学者ドノは膨大な知識を脳が知っているけど、猿は年中、川に浸かり続けて、
カラダが自然の生態を知っているのだらう。
電話で10分ホド、魚の話を聞いただけで「へー、自然はホントにうまくできてるなぁぁ。繋がってるなぁぁぁ」と、単純な叔母様は(自然に対して)畏怖感動スルのだった。
現代ハ、早い時期から具体的な目的を持って、それを達成するのが良しとされておりますンで、しっかりした賢い子ほど、サッサと資格なんかも取ったりして、さらに有利を強化して努力邁進します。(さうすると確かに目的は実現イタス)。それを成功とも呼ぶのだらうけど、私はイマドキの価値観からかなりズレてる猿のほうがオモロい。成績最悪で高校進学が危うくとも、そのままマイペエスで行けと本気で言うとります。野生猿が絶滅してはいけない。
フランス絵巻き