229.不可解なお品ノ巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 実家からの荷物には、しばしば「??」(=理解に苦しむ)グッズが入っている。用途が不可解なのではなくて、「なんでこんなモンまでわざわざ国際便に放り込むかなぁ?」と、送り主の意図が不可解なのだ。先日は、”マツイ棒”なるものが入っていた。送り主(=姉上)曰く「スーパーのビンコゲームで当たった”お掃除棒”!」との事だが、こんなもん、航空便に入れるか。そうでなくても高っかい送料やのに。←送り主負担。
フランス絵巻き前回の便には”ピカチューポシェット”。どう使いこなせぇいうねん。(←家人に押し付けといたけど)。そして今回は、ペットショップの”犬カレンダー”も発見。
ペラペラのA2サイズ1枚に12ケ月分が印刷されていて、12種の仔犬の写真入り。私は、犬なら野犬まで好きだが、その写真にはマッタク心を動かされなかった。犬や猫はそのまんまの自然な姿が一番可愛いのに、人間が”可愛らしさを演出”(小細工)しているせいで、本来の可愛さがすべて台無し。(小細工が不細工になっとる)。こういうセンスを好む人が多いンでしょーか?ヨーワカランねぇ。サビィーねぇ。
そういえば、米国では犬も整形する飼い主がおる(!)らしいが、根本がもう完全に転倒してまさぁね。近いうちに、同じ顔の人間と、同じ顔の犬の国になるんちゃうか。
動物は(=自然は)そのまんまの姿がヒトビトの心を魅了シマスが、動物や花は自分を可愛くみせてやろうなんて微塵も思ってへんモンネ。不自然なのは人間ダケネ。
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