210.メイとオイの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

高校生の姪はオオムネ文武両道なので、叔母的には面白味に欠けてきたが、昔は霊感の強い子で、その話を聞くのがオモロかった。フランス絵巻き今でも、人体から発せられる”色のよーなもの”を感じたりすることはあるらしい。ちなみに、姪曰く「ヨンチャン(=私)は”紫の人”」だト
姪が紫を感じる人は、”社会の枠がないタイプ”に多いト。褒めてるんかケナされてるんかワカラン。
一方。中学生の甥のほうは勉強がカラッキシできない。親の懇談で、担任の先生に「K君(=甥)はテニスの時の顔と、授業中の顔が全然違う。テニスの時は完全に別人で、目が鋭く光っています。」と言われたらしい。
興味があることなら没我の境地に至ルともいへる
勉強させておくのは惜しい。
母親(=姉)はマッタク何の期待もしとらんものの、甥の成績があまりにヒドイので、毎日「勉強せえ、勉強せえ」(=せめて”普通”か”中の下”を目指せえ)と口うるさくは言ってるようだ。そのくせ、甥が「塾へ行こカナ」と口走った時には、「お金がかかるから行かんでええ」と、ゆく手を阻(ハバ)んでいた。それはともかく。フランスの位置もわかってない人(前回記事ご参照)が「勉強!勉強!」と息子の尻を叩く姿が滑稽で、私が「お姉ちゃんこそサッパリ勉強できんかったのに、息子ができんのは当たり前やん!」と笑ったら、姉曰く「息子にもそう言われる」ト。
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