209.当ると困る懸賞ノ巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 私の姉は3度の飯より懸賞好きダ。
姉の脳内は、懸賞と便秘の悩みで二分されているが、当選実績も出しているので誰も文句はいえない。カルビーの”北海道産ジャガイモ5Kg”も立て続けに2回当選したんヤト。さて。目下、日本国内で『フランス・モナコの旅』を企画中のメーカーがあるそうな。
アル店内で、買い物に同行していた姉の娘(高校生)に促され応募ハガキを持ち帰ったらしい。姉はパスポートも持った事がない海外無縁者だが、姪は英国留学(留学いうより旅行に毛が生えたもん)をして以来、味をしめてもーたようだ。で先日、姉から電話で「懸賞の件で相談がある」と。フランス絵巻き「”モナコの旅”の参加は2名1組で、未成年の場合は成人同行が条件。私(=姉)は行けないから、(娘と)一緒にヨンチャン(=私)が行ってくれる?了解を取ってから応募しようと思って」と。
まづ、当たってもない応募段階で、旅行参加の可否を真剣に尋ねるのもどうかしとるが、”モナコの旅”の出発地(発着地)は成田空港なのだ。
それで「モナコは、ニース(ウチ)から電車で20分やで。なんでモナコに行くために、わざわざ一旦、東京経由せにゃならんノヨ!ゲラゲラ」と笑ったんだが、姉はこういう事がマッタク理解できない人なのだ。姉「えー。じゃあ、その時期(=モナコ旅行が当たる頃)に帰国してくれれば、同行できるヨナ?」。何のための帰国やねん。もう話しにならんので、「なんぼでも応募しといてぇぇ~!」言うといたわ。
懸賞にヨク当たる人は、このくらいスペシャ~ルな人であることが必須条件なのかもヨ。当選したらどないしょ。
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