173.髭剃りノからくりノ巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 昨日の続きですhttp://ameblo.jp/franco-japonais1/entry-10691051100.html#cbox )。

ヒゲソリは、ジレット社が、まず大型スーパー宛に大量に試供品を送り、大型スーパーから”髭剃りをよく買ってるお客様”宛に一斉送付されたもの、と思ワレマス。

フランス絵巻き仏国の大型スーパーは、買い物のたびにポイントや特典が溜まる”お客様カード”で、シッカリ顧客管理もしているノダ←日本もそうカシラ?。たとえば、世帯ごとに、日頃、何を主に買ってるかっていうのは(お客様カードの番号で)本部のコンピューター上に出てくるので、試供品の適切な発送先も一目瞭然というワケデス。

カードは無料ですが、お店側はお客情報をゲットするのと引き換えに、いろんな特典を与えているのカモネ。
フランス絵巻き ウチの犬が生きてた頃は、スーパーから、ドッグフードの割引券や広告がよく届いておった。犬を飼ってるとは一言も言ってなくても、普段の買い物品から簡単に判明するんヨネ。犬が死んでしばらくしてからは、お犬関連の広告はピタリと来まへん。個人情報に過敏なご時世ではござんすが、お客さんごとにオススメ商品がピンボケしないところは(客にも店にも)合理的でイイヨ。

ピンボケといえば・・。日本でメガネを買い、数年後に、また同じ店で買い替えた際(毎回同じ店で買っている)、「前回と同じレンズにしたい」と言ったら、「個人情報の管理は禁止ですんで、お客様がお買いになった商品も~レンズの種類や度数の情報も~コチラには一切残っておりません」と言われた。それくらい、管理しといてぇーや!!個人情報の悪用と、お客様のデータ管理は別モノだと思うんだケドぉ。日本は、世間様が過剰反応する部分を重視(遵守)するあまり、本末転倒になってるケースがよくありますヨネ。この店長殿も、お客様情報を全て破棄していることが店の誇り(信用)であるかの如く堂々と説明されていた。←現在はだいぶ緩和されたようですが。
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