20・おイヌ追悼・その②ノ巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き

死後、丸2晩、死骸は(イヌ愛用の)布団に寝かせ↑、
”お通夜状態で”ベッドに安置していたのだが、さすがに3日目を迎える頃になると、ホンノリ「臭い」。通夜は2日が限度だ。

そこで。臭みが増す前に、布団ごと大きなシーツでグルリと2重にくるみ、運搬用のカバンに収納。(注:翌朝、埋葬先へ車で運ぶためデス)
しかし、死体を刺激したせいか?カバンの口を閉めきっていたせいか?1時間ほど経過後、カバンが”異臭”を放つようになっていた。
フランス絵巻き
埋葬先は、家人の実家の庭なので、車で5~6時間移動せねばならん上、出発までにまだ12時間もあった。(この日は雨も降り続いていた)

それでヤムヲエズ、再度、カバンの中からシーツごと取出し、その上からゴミ袋~ホテルによくあるクリーニング用のビニール袋~を上と下から計2枚かぶせ、袋のつなぎ目はガムテープで封。まさしく「死体遺棄」状態。
この”ビニール死体”を洗面所までセッセと運びながら、「このシーンをマンションの住民に目撃されたら・・」と大笑いになった。
フランス絵巻き

※埋葬の際には、ビニール袋を取り去り、手製の木箱に入れて埋めてやりましたゾ。