11月30日、ついに通訳案内士の二次試験がありました
僕は東京の東洋学園大学で11時30分からのグループで参加しました
ここからは、今後案内士試験を受ける方、次の日曜に英語以外の外国語以外で受ける方の参考です
【当日までの勉強方法】
とにかく過去問とハロー通訳アカデミーの300選を使って自分の解答作成、および暗記
これは一次試験終了後からはじめても十分間に合います
僕は合格発表をみてからやりましたが、死ぬ気でやればそれでも間に合うようです
他外国語の方も同じように、英語の過去問を仕入れましょう
他外国語も問題は同じのようです
ここで、他外国語の方はハローのホームページを要チェック
もうすでにこないだのレポートがトップページの中ほどにあります
ここに出てくるのは来週出てくるであろう問題です
絶対に自分なりの答えを作っておいてください
僕は去年、この方法で受かったといっても過言ではありません
なんせハローでみた問題とすべて同じだったのですから
【試験当日:会場入り~面接室前】
控え室では時間まで席についてまち、時間になると面接室近くまで移動になります
ここで、控え室では飲み物を飲んだりできませんし、なんだか緊迫した空気がただよっています
ですので、あまり早く受付に行ってもどうかと思います
受付時間は30分ほどあると思うので、終わり10分くらいまでは外で気持ちを落ち着かせていたほうがよかったかなと思います
当日は5人ずつ、面接室がある階へ控え室から移動しました
また、面接室がある階で、5人が1~5番とわけられ、それぞれが別々の面接室に入ることになります
前の5人の中の自分と同じ番号の人が終わると、自分の番になります
【試験当日:面接】
面接室に入ると、外国人男性の方と日本人男性の方がいました
軽く挨拶をし、席に着き、名前、住所、どうやってここまできたのかを日本人男性の方から尋ねられました
続いて、外国人男性から以下の質問がありました
①日本の気候について教えてください(基本問題)
②日本は木造家屋が多いが、なぜですか?
③(②の問題に関して)木造家屋だと、家事が起こりやすいし、地震に対してはもろいと思うのですが
④鎌倉にお寺が多いのはなぜですか?
⑤参勤交代はなぜ行われたのですか?
以上の5問です
正直、②~⑤については用意していませんでした
過去問にもなかったし、ハローの予想問題にもありませんでした
そういえば、②の木造家屋については今年の一次試験にもちらっとでてましたね
④が自分的に一番微妙(というかわかりません)でしたが、沈黙だけはせず、常に相手の目を見て、笑顔を作ることだけは忘れないよう対応しました
ハローによると、過去に『鳥居はお寺にある』と言い切って合格している人もいるそうです
ここで大事なのは、『沈黙は避ける』、『目を見て話す』、『笑顔を忘れない』の3つだと思います
沈黙を避けるためには、『質問を繰り返す』、『聞こえなかったふりをして聞き返し、時間を稼ぐ』、『自分が話せる話題へとうまくつなげる』などの対策が考えられます
試験時間については、およそ6,7分でした
僕の前にはいった人も同じくらいでした
【試験当日:面接後~待機】
試験後は再び5人組で待機室へ移動します
その後は同じ組の人達が全て終わるまでそこで待機します
この間、携帯電話などの通信機器は使えないので、なにか読み物を持っていって時間をつぶすのがいいでしょう
長い人では3,40分くらい待つと思います
*総括
回答内容の正当性がどれほど合否に影響を与えるのかが、僕の合格の鍵になると思います
(一番大事なところなんですけどね・・・)
実際にフランス語でガイドの仕事をしているおかげで、笑顔とか会話テクニックは問題ないと思います
今回の試験を通じて、ガイドとして知っておかなければならないことがわかっていないとしみじみ感じました
この試験は一般的に語学の試験と思われがちですが、実際はそうではありません
英語を話せるだけで一流のガイドになれるわけではありません
日本の歴史、地理、情勢、政治、文化、etc・・・様々な知識が不可欠です
最近、一次試験の受験者の感想文を読んだのですが、『歴史の問題が難しすぎる』という声がたくさん上がっていました
たしかに、難しいかもしれません。でも、最近のガイド業界では、『ガイドの質が落ちている』といわれているんです
諸先輩方は今の試験制度以前の、より難関な試験を突破してきています
そんな方たちと方を並べるにはこれくらいの問題にへこたれていてはだめだと思います
僕も人に言えるほど知識があるわけではありません
でも、ガイドとしてやっていくには避けて通れないものだと日々感じています
長くなりましたが、以上がこないだの二次試験についてです
参考にしていただければ幸いです
では、12月8日に二次試験を受けられる方々、がんばってください