・`ω・) 宗教は信徒を増やそうとする前に人助けして名前を売れ | ・`ω・) 役に立たない!カトリックまめ知識 & 雑学のblog

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カトリック信徒以外の方々が、カトリックに対する素朴な疑問を解消することを目的として雑学やマメ知識を公開しています。たまにカトリックに無関係なことも書きます。

前回の記事で、僕を某新興宗教に
改宗させようとした人のことを
話題にしましたけどね、
どの宗教にも共通して言えることですが、
誰かを自分の宗教に改宗させることや
自分の宗教の信徒を増やすことを狙うなら、
それを直接の目標にすべきではないと、
僕は思うんですよね。

たとえば、宗教団体からいきなり、
「我が宗教の集会にお越しください」
「あわよくば改宗してください」
と言われて、身構える人はいても、
「はい、そうですか」
と、言われたとおりにする人って
たぶんいないですよね。

では信徒を増やしたい組織が
先ず持ってすべきことは何かと言うと、
第三者からの好印象を得ることを
目標にすべきなんです。

そして、その手段として、
タイトルの人助けに結びついてくるわけですが、
資金に余裕のある団体なら
炊き出しとかすべきですし、
資金がないならないで、
清掃活動とか、防犯ボランティアとか、
少ない資金でできることがあるでしょう。

そういった活動を続けていれば、
自然と第三者からの印象は良くなりますし、
協力を申し出てくれる人も現れてきます。

協力を申し出てくれる人が現れれば、
資金や物資も集まるでしょうし、
資金や物資が集まれば、
協力を申し出てくれる人が
さらに集まるようになります。
そして、より高度な活動も可能になります。
これぞ、よきスパイラル。

それでもここで注意すべきは、
協力を申し出たてくれた人に、
改宗を迫らないこと。

活動の拠点がたまたま宗教施設であった、
という状況であるべきです。

宗教が無宗教の人から嫌厭される理由は、
「その施設に一歩でも踏み入れば改宗させられる」
というように(それが正しくないにせよ)

警戒していることなんです。

ただし、もし相手が改宗したいと
申し出てくることがあれば、
そのための道は用意はできている、と。

宗教の規模拡大って、
その延長線上にあるものだと思います。

で、話を最初に戻しますが、
本日の結論としましては、
信徒を増やしたい宗教は、
改宗させることを直接の目的とするよりも、
みんなの役に立ったり、
喜ばれたりする存在になることが先決。

 

結果は後からついてくる、
と言ったところでしょうか。