忙しくも充実した日々を駆け抜ける中、
この間、ふと気が付きました。
もうすぐ、一年だ！
去年の今頃は、
後ろ髪惹かれる思いで
4年住んだ東京のおうちを片付け、
沖縄へ引っ越しをするために、
文字通り、毎日「必死」でした。
私は7月末での退職となったので、
仕事の引継ぎをしつつ。
コロナ禍の中、
色んな気を使いながら、
子供達のお友達に、
あっちこっちで「さよなら」しつつ。
傍らでは引越しの準備。
沖縄で住む場所も決まっておらず、
実家にお世話になる形で
何も決まらぬままとりあえず移動。
悩んで悩んんで決めた事だとは言え、
不安と心配と寂しさと、
子供達への申し訳なさと。
（子供たちは東京がいい！と言っていた）
ひいてはまた押し寄せてくる不安とで。
油断するとすぐ、
名前のつかない涙が出る、
そんな状態でした。
心の奥底では、
「絶対にこれが、私達の『正解』になる！」
という希望は確かにあって、
だからこそ決断したんだけれども、
でもやっぱり、
大きな変化を起こそうとする時は、
いつだってコワさ200％。
思うように馴染めなかったら、、、
まともな仕事はやっぱりないだろうし、、、
今よりもゆったりとした空間で、
自然が身近にある暮らしを描いているけど、
そううまく、思い通りにできるのだろうか、、、
この決断を後悔する事になったら、、、
そんな事を思えばキリがなく、
「これでいいんだよね！？
うん、これでいいのだ！！！」
と、何度も自分に言い聞かせながら、
流れる涙をぬぐった事数えきれず。
で、あれからもうすぐ
1年になろうとしていて、
今の状況を見てみる。
家の畑で野菜を育てたりしながら、
自然を感じる暮らしが出来ている。
子供達もそれなりに学校になじんで
楽しく過ごしている。
（東京の友達は今でも恋しいが）
私も夫もちゃんと仕事があり、
あんなに気をもんでいて、
「仕事のない沖縄」を憂いていたのに、
ふたを開けてみれば、
仕事面での状況は、
東京在住時以上にいい。
（ライフワークバランスの面でも）
子供達のフランス語に関しても、
去年の8月から続けていた通信教育を
この夏無事終了した。
二人とも、フランスの学年相応の
勉強を、（なんとか、だけど）クリアして、
素直に「よく頑張った」と思う。
沖縄に移住すると決めた時の
私たち夫婦の描いていた暮らし。
海や緑などの自然を身近に感じながら、
広々とした空間で、
家族でHappyな暮らし。
沖縄にいても、
子供達には日仏のアイデンティティを大切に
フランス語も維持＆向上させていくように
サポートを続ける
沖縄移住後1年を迎える今、
それがちゃんと形になっている事に
気が付き、シンプルに、嬉しい。
望んで、描いて、
思い切って飛び込めば、
神様はいつだって、
こたえてくれる。
私のささやかな頭、想像力では
思いつかないような「解」が
準備されていて、
描いていた以上のものが、
与えられている。
ただただ、感謝が溢れます。
シンプルに、願う事。
目の前の事に
誠実に、一生懸命に、取り組む事。
素直である事。
たくさん笑う事。
心身の健康を大事にする事。
人に優しく接する事。
悪かったと思ったら、素直に謝る事。
今まで大事にしてきた事を、
これからも、
もっともっと大事にしながら、
ここからまた、
健康で笑顔あふれる家族の時間を、
一ページ、また一ページと、
紡いでいきたいと願います
。
そして今後の夢として、
沖縄でフランスを、
もっと盛り上げていきたいな～
。
（森散歩）
（緑の中は涼しい！！）
（夫作、フランス風サンドイッチ）