望ましい性格? | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

最近同僚の人たちと一緒にランチをしていて

ふと気づいた事があります。

 

 

 

うちの職場では、週に一度、

会社が支給するランチを

みんなでテーブルを囲んで食べる、

という日があるのですが、

今週、その時に近くの席になったのが、

ヨーロッパ出身の男子二人でした。

 

 

 

一人はヨーロッパの北出身で、

寡黙なタイプ。

 

もう一人はヨーロッパの南出身で、

ものすごーくおしゃべりなタイプ。

 

 

 

この二人が近くにいる中で、

時々おしゃべりをしながら

ランチを食べていて思ったのは、

 

寡黙な人って、私好きかも

 

という事でした。

 

 

 

もちろんそれは恋愛的な意味ではなく、

またおしゃべりなほうの彼が嫌、という事もなく、

なんというか、寡黙な彼の空気感が、

とても居心地がよくて。

 

 

 

おしゃべりな人は、

ネタも豊富で面白くて、

次から次へと色んな話が出てくることに

単純に「すごいなー」と思うし、

また一緒に居て楽しいことは楽しいのですが、

 

ずっと一緒にいると、刺激が強すぎるというか、

ちょっとずつ疲れてくるのを感じて(笑)。

 

 

 

 

逆に、寡黙な人は、

口数自体が少ないから、

一緒にいても笑う回数は少ないんだけど、

「落ち着く空気感」て、

私の中では結構重要ポイントのよう。

 

 

 

考えてみれば、

私が夫に好感を持ったのも、

「落ち着いた人だったから」だったような気が。

 

 

 

夫と出会ったのは、

大学時代、私が留学生の

世話係をしていたことがきっかけでした。

 

 

 

一年の短期留学でやって来る留学生は、

(大学での講義は英語で受けるので)

日本語ができない状況で来ている場合が

ほとんどでした。

 

 

 

アジア出身の学生は、

来た時点で日本語が流暢な場合も

よくありますが、

 

北米・ヨーロッパからの学生は、

ほとんど日本語ができなかったので、

生活の中で必要とされる手続きなど含め、

あれこれをサポートしてあげる係として、

活動していたのでした。

 

 

 

日本語が流暢でない学生を手伝うので、

おのずと北米・ヨーロッパ出身の

友達が増えましたが、ほとんどが、

おしゃべりでにぎやかな性格の人達でした。

 

 

 

その中で、フランスの田舎出身の夫。

おしゃべりにぎやかな集団にいると、

とても静かでおとなしい人に見えました。

 

 

 

なので、

はじめは特に何の印象も残らず、

特別仲良くなろうとも思わなかったのですが、

なんだか一緒に居て居心地がよく、

気が付けばスペシャルな人になっていた、

という感じだったように覚えています。

 

 

 

 

それを振り返っても、

私は、元気でにぎやかな人よりは、

静かで落ち着いた人を好んでいる、

と気が付きます。

 

 

 

 

それなのに、どういうわけか、

ずっと自分の中に、

 

寡黙=よくない

おしゃべり=好ましい

 

という図式があって、

なにかすると、

 

「しゃべらなければ!!」

 

と無意識に気を張ってしまう事が、

折に触れてあったように思います。

 

 

 

 

でも私は、

 

美容院でも話は極力したくなく、

ショップの店員さんにも、

基本的に何も言ってほしくないタイプ。

 

 

 

 

周りを見渡すと、

美容師さんとものすごく

話を弾ませている人もいるし、

 

お店の店員さんとのやり取りが好き、

という人もいるようです。

 

 

 

だから、本当に「好みは色々」、

という事なんだと思いますが、

 

 

私の好みは、

 

静かで落ち着いている雰囲気

 

なんだな~

 

と改めて自分を知る今日この頃爆笑

 

 

 

 

私は「社交的」と言われるふたご座で、

必要な場面では、確かに

そういう振る舞いもできるし、

仕事の場など、それが役割として

求められる場面では

自己主張なんかもするけれど、

 

ホントのホントは、

何にもしゃべらず、

一人でボーっとしてるの、大好き照れ

 

 

 

 

私ってネクラだなーって思うけど(笑)、

それでいい。

 

 

 

自分の心地よさを知って、

それを尊重して生きていくほうが、

もっとずっと大事なのだ◎。