びっくりするほど怒られて | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

今日、仕事帰りに、

電車を降りたところの、
割と近所な商店街で、
ちょっとした買い物をしました。
 
 
 
仕事帰りに買い物に行くときは、
決まったものをサッと買う程度です。
 
 
今日も、
「明日の朝の娘用のシリアルがない」、
ということで、いつも娘が食べている、
あの玄米フレークを買おうと思い、
商店街にあるお店を目指しました。
 
 
 
そこで、時々買い物をしている
とあるお店の前に、自転車を止めました。
 
 
 
お店の邪魔にならないように、
はじっこに止めましたが、
自転車の半分(50センチくらい?)が、
お店の敷地にかかっている、
という状態でした。
 
 
 
で、自転車を止めて、
そのお店に入ろうと思った時に、
 
「そう言えば、ここで前買ったりんご、
五個入りくらいで半分以上傷んでたな」
 
とか、
 
「ミカンもなんだか古くて、
期待外れな味だったな」
 
 
などと不意に思い出して、
 
とっさに、そのお店の、
向かい側のお店に入ってしまいました。
 
 
 
実は、この向かい合う二つのお店は、
似たような内容のお店なのです。
 
 
 
私が「とっさに入った方」のお店は、
いつも賑わっていて人がたくさんなので、
私は今まで、
人がいない方の(自転車を止めたほうの)
お店に入っていました。
そっちのほうが、人がいないので、
速やかに買い物が終わる、という理由で。
 
 
 
ですが、ここ何回か、
買った商品(生鮮品)の品質に
ガッカリする事が続いたので、
今回何となく、
向かいのお店に足が向いたのでした。
 
 
 
その、入らないお店の付近に
自転車を止めた事が気になりましたが、
シリアルだけ買ってすぐ来るし、と思い、
速足でお店に入り、シリアルを取って
すぐレジに並び、購入し、
戻って来ました。
 
 
時間にして、2分くらいです。
 
 
そしたら、その「入らなかったお店」の
店主の男性が、まさに「チッ」としながら
私の自転車を動かしているところで、
びっくりして、
「わあ、ごめんなさい!すみません!」
と頭を下げました。
 
 
男性は、私をチラッと見て、
フンッといった感じで去っていきました。
 
 
はぁ~やっぱり、2分でもダメなんだな~
悪い事した。
 
 
と反省しつつ、
 
自転車に乗って立ち去ろうと思ったら、
またその「入らなかったお店」の
自動ドアの向こうから、
今度は60代くらいの女性が
小走りで来て、
 
「ちょっと、おねえさん!」
 
と結構な勢いで、私に声を掛けました。
 
 
そして、私の顔を下からグッと覗き込み、
 
「うちのお店で買い物しないんだから、
自転車ここに止めたらダメなのよ!
(店の店主が)すっごい怒ってたからね!」
 
と、
 
男性店主のほうを見ながら、言いました。
 
 
 
こんな風に威圧的に怒られたのは、
人生で何回目?もしかして、初めて?
と思われるくらいの怒り方で、
ただただびっくりしました。
 
 
で、同時に、
 
え、だって、最初はそっちのお店に
行こうと思ったんだけど、
何回か連続して、
買ったもののクオリティが悪くて、
だから、とっさに向かいのお店に
行っちゃったんだもん、、、、(^^;)
 
 
とか、
 
 
まさか、2分程度、
お店の隅っこにちょっとかかっている
くらいの駐輪で、
こんなに怒ってくる心の狭いお店って、
知らなかったんだもん、、、(^^;)
 
とか、
 
 
なるほど、だからいつも
誰もいなかったのか、、、(^^;)、
 
 
とか、
 
 
そんな事が反射的に脳内をめぐり、
若干頭がフリーズ気味で、
 
たぶん、
「豆鉄砲を食らったハトのような顔」を
していたのかもしれません。
 
 
頭を下げつつ、
 
「はい、すみません。」
 
「わかりました。すみません、、、、。」
 
と繰り返していたのですが、
 
 
去り際に、
 
 
「日本人じゃないのかもね。」
 
 
と乱暴に言い残し、
「ケッ!」と言った感じで、
自動ドアの向こうに
引き返して行きました(爆)。
 
 
えぇっと、、、
 
確かに私、海外だと、
香港の人とか、韓国の人とか、
まぁアジア人全般よく間違えられますが、
 
 
この状況で、
 
どんな反応をしたら、
日本人らしかったのかな?
 
 
と、気になりました(笑)。
 
 
自分に非があるのはもちろんですが、
 
 
2分の駐輪でも、見張って、
くどくどと怒るお店かぁ、、、、
 
 
と思い、
 
 
このお店には二度と行かない事を
強く心に誓いました(笑)。
 
 
今日は自分のお店に来なくても、
その人が明日あさってのお客さんに
なる可能性とか、考えないのかな?
 
 
と純粋に不思議に思うのと、
 
 
こういう商店街などは、
地域の人に良くしてこそ
繁盛するものじゃないのかなぁ、、、
 
 
と考えたりもしますが、
 
 
でもまぁ、、、
 
いつもお客さんいなそうだったし、
だからキリキリするのも仕方ないか、
 
と妙に納得したり(*^^*)。
 
 
 
こういう視点で世の中を観察してみると、
人気のある所、長く愛されるところって、
やっぱり、ちゃんと
それなりの「理由」があって、
 
その逆の場合も、ちゃんと、
同じように「理由」があるんだなぁ、、、
 
と、勉強になりました。
 
 
ビジネスを成功させる秘訣として、
 
「ケチケチせずに、広い心で、
自分からたくさん与えていく事」
 
と言われますが、
本当にその通りだなぁ~
しみじみ納得した夕方の出来事でした。
 

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