「独学力」は、みんなに必要だと思う理由 | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

私自身が「語学の独学」を

始めるに至った背景には、

「やむを得ない事情」

というものがありました。

 

 

 

まずは、大学受験。

率直に言うと、失敗しました。

 

 

外国語教育の環境が整っている

大学に入りたくて、それこそ

ハチマキしめて勉強する勢いで

受験勉強をして、チャレンジしましたが、

行きたかった大学には、

敢え無く不合格となりました。

 

 

 

すぐ下の妹、更に三歳下の妹も、

皆大学に行く事を希望していたので、

 

「浪人はなしで、(学費の安い)

国公立大の中から」

 

という条件があり、

そこに当てはまる大学で、

合格できるところに入学しました。

 

 

 

進学した大学で英語の授業を

初めて受けた私は、

失意の底に沈みました。

 

 

 

英文学の教授が選んだ一冊を、

出席簿の順に、当てられた人が、

数行ずつ訳していく、という事が

延々続いていく授業。

 

 

 

「オーラルコミュニケーション」の

クラスのはずなのに、

先生の投げかけに対する

生徒の反応がほとんどなく、

シーンと静まり返って、

なんの活気もない授業。

 

 

最新のオーディオ設備を活用した

授業、

 

活気のあるディスカッション、

 

という、

 

思い描いていた「大学の英語の授業」

とは、全くかけ離れたものでした

 

 

「ここで受け身的に4年間を過ごせば、

大学卒業を迎える時、

私は自分自身に、失望するだろうな」

 

と思いました。

 

 

つまり、

 

ただ大学の授業を受け続けた場合の

自分の4年後が、とてつもなく

残念なものとして、

はっきり描けてしまったのです。

 

 

 

それで、

「自分でどうにかするしかない」

と決意しました。

 

 

大学の図書館や本屋さんで、

「英語の学び方」に関する本を

読みあさって、実践する日々が

続きました。

 

 

 

それが私の「独学で語学」の原点です。

 

 

そしてそれから時が流れ、

言語が「英語」から「フランス語」になり、

「学生」という立場から「育児中の主婦」

と環境がからりと変わった時に、

 

 

赤ちゃんの面倒を見ながら

勉強する方法を模索する事になります。

 

 

 

一度は託児所に子供を預け、

語学学校通いもしてみたものの、

 

・託児の時間に限りがある事、

(行ける学校の選択肢が狭い)

 

・子供の体調によって、

授業に行けない日が出てしまう事、

 

・せっかく授業に行けても、

大人数のクラスなので、自分にとって

都合のいい授業内容とは限らない

 

・払っている授業料に対して、

授業の内容が薄い

(おしゃべりで時間が流れる事も

ままあるので)

 

という点が不満の原因となり、

一か月で「やっぱり自分でやろう」

と決断する結果となりました。

 

 

 

私自身はこういう背景から、

独学中心で勉強する事になった

わけですが、

 

語学学校通いができる環境の人は、

別に独学とか考えなくても、

学校に通って身につければ

いいんじゃない?

 

と思っていましたが、

 

 

ここ一年くらいの間に、

 

いや、「独学力」は、

語学をやっている人、全員に

必要なものなのかもしれない、

 

と考えるようになりました。

 

 

 

というのも、

 

 

語学学校に通ったり、

 

ネイティブの先生と定期的に

マンツーマンレッスンを

しているのだけど、

 

語学力が思うように伸びていない、、、

 

 

という人から、

よく相談を受けるからです。

 

 

 

外国語独学コンサルを

受けてくれた方の中にも、

 

現地の語学学校に通ってはいるけれど、

なかなか伸びが感じられず、

焦りと不安でいっぱいで、、、

 

 

という方や、

 

 

ネイティブの先生とずっとレッスンを

続けていて、

楽しいと言えば楽しいけれど、

肝心の語学力が伸びている気が

しないので、どうしたものかと、、、

 

という方がおられました。

 

 

そういう方達には、

普段自宅でどういう風に勉強を

していくといいのか、という事を

お伝えしていくのですが、そうすると、

 

「なるほど~!

確かに、こういう自主学習、

やっていませんでした。。。」

 

という答えが返ってきます。

 

 

そういう事から、

 

学校の授業、

ネイティブ講師とのマンツーマンレッスン、

というものも、

 

<自主学習の部分をしっかりしてこそ>

 

効果が最大限に生かせるもの

なんだろうな、と感じるようになりました。

 

 

どういう事かと言うと、

 

語学レッスンを受けるにしても、

 

・自分の「克服すべき点は何」で、

 

・自分一人では克服が難しい、

「何を」得るためにレッスンを受けるのか、

 

という事を意識してレッスンに臨むのと

そうでないのとでは、

 

レッスンから得られるものが、

何倍にも変わってくる、という事です。

 

 

自分が<何を得るために>、

授業、レッスンを受けるのか?を

念頭に置いて臨むならば、

万が一その場で

自分の想定したものが得られない

となった場合も、判断が早く、

時間を無駄にせずに済みます。

 

 

ですが、

 

 

「語学学校に行けば語学力を

あげてもらえるだろう」

 

とか

 

「ネイティブ講師のレッスンを

受ければ、きっとそのうち

話せるようになるだろう」

 

という風に、

 

<完全なるお客さん>の態勢で

出向いてしまえば、

 

 

「こんなはずじゃなかった、、、」

という結果になる可能性は

かなり高いのでは、と想像します。

 

 

別に意地悪を言っているわけでは

なくて、やはり、語学は、

「日々触れておく事」

「距離を置かない事」が基本のき、

だと思うのです。

 

 

一週間に数時間、

どんなに良質な授業を受けようとも、

「普段」何もしなければ、

その効果を感じる事は

難しいのでは、と想像します。

 

 

やはり語学は、「普段」の行動が

ものを言うものです。

 

 

普段の積み重ね以上に

パワフルなものってない

と思っています。

 

 

 

レッスンを受けていない時間に

自分に必要な勉強を

自分で用意して、

自分に取り組ませる。

 

 

そういうものがあって初めて、

語学学校の授業、

個人レッスン、というものも、

効果を発揮してくるものだと

思っています。

 

 

そういう理由から、

 

・自分に足りないものは何なのか?

 

・そのために何をするといいのか?

 

・人の力を借りるとすれば、

何をカバーするためなのか?

 

という事を自分で判断する力、

 

つまり、

 

「独学力」をつけておく事で、

 

学校通いのスタイルが好きな人も、

個人レッスンが好みという人も、

着実に力をつけていく事が

可能となるのでは、と思っています。

 

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