「イラッとくる口調の美容師さん」の話 | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

去年くらいから、「髪のケア」

というものを意識するようになり、

2か月に1回程の頻度で、

トリートメントに行っています。

 

 

でも、トリートメントのためだけに

わざわざ美容院に行くのは、

なんとなく「もったいない」

ような気がして、

わずか数センチほどですが、

毎回一緒に、

カットもしてもらっていました。

 

 

たとえ数センチとは言え、

二か月に一回くらい切っているので、

少し伸ばしていきたいと思いつつ、

なかなか長くなりません。

 

 

一年くらい通っていて、

担当してくれた美容師さんは

何人かいたのですが、

どの方も、

 

「伸ばしていこうと思っているので、

毛先の傷みを取りつつ、

あとは整えるくらいで、、、、」

 

みたいなことをなんとなく言えば、

 

「ハイ分かりました^^」

 

とこちらの要望をくみ取った上で

チャチャッと切ってくれて、

それで仕上がりにも不満は

なかったので、ラクでした。

 

 

しかし、前回行った時は、

初めての方が担当になり、

その方とのコミュニケーションが、

なんだか違和感だらけ、

だったのです。

 

 

 

他の人がどの程度注文を

付けているのか分かりませんが、

私は美容院で、細かい注文を

つけないタイプです。

 

 

 

なんとなくの好みを伝えて、

美容師さんが

 

「じゃぁこんな感じですね?」

 

と提案してくれるものにうなずく、

というのが基本でした。

 

 

髪型の事を詳しく説明するって、

なんか苦手なんです(^^;)。

 

 

だから、いつものように、

なんとなくのニュアンスで

理解して欲しかったのに、

この間の美容師さんは、

 

いちいち、

 

「え、それってどういう事ですか?」

 

と聞き返してくるのです。

 

 

「前髪は何センチ切りたいんですか?」

「段は入れたいんですか?」

 

と、

 

細かい質問を

ビシバシ入れて来るのですが、

そういうのに慣れていない私は、

戸惑ってしまい、しどろもどろに

なってしまいました。

 

 

 

美容師さんの態度も、

「相談に乗りますよ~」

というフレンドリーな雰囲気でなく、

 

「あなたが自分で考えて決めて、

希望をこちらに伝えてください。

その通りにします」

 

という感じで。。。

 

まぁ、確かに

 

「お客さんの希望を聞いてその通りにする」

 

のが仕事なのだとすれば、

それも正しい態度なのかもしれませんが、

 

なんか私にとっては、

その接客が、とても苦痛だったんですよね。

 

 

やり取りの間で、

 

「もう断って帰ろうかな」

 

と一瞬思いました。

 

 

でも、

 

 

「いやいや、ここは、

いつもはいい美容院なんだし、

この人は初めて見たし、

新人さんかもしれない。

衝動的に行動しては、

きっと後で後悔する。」

 

 

と思いとどまり、

なんとか続けて

意思疎通をしていたのですが、

 

 

言葉を選びながら、自分なりに

「どう切って欲しいのか」について

慣れない説明をしていたら、

 

 

「え、伸ばしたいんなら、

別に無理して切らなくても

いいんじゃないですか?」

 

 

とビシッと斬られ(汗)。

 

 

えーーーーー!?

 

「無理」って、なにーーー?

 

別に「無理」はしてないけど、

なぬー!

 

その口調は、

なぬーーーー!!!

 

 

と、色んな気持ちが渦巻いて、

しばし言葉を失っていたら、

 

 

「まぁ、、、、でも。

切りたいという事なので、

全体を若干切りますね。」

 

 

とサクッと締めくくられたので、

 

「ではそれで。」

 

という事で落ち着いたのですが、

施術中、その美容師さんについては

努めて何も考えないようにして、

無事全工程を終え、帰りました。

 

 

 

で、あれから二か月後の今日。

そろそろまた美容院行こう、

と思って先日予約をした時に、

 

ふと思ったのです。

 

 

そういえば、

 

「無理に切る必要、ないのか?」

 

と。

 

 

せっかく美容院に行くなら、

髪も切らなきゃもったいない、

 

という

 

変な「もったいない精神」で、

毎回意味なく2センチくらい

切ってもらっていたけど、、、、。

 

 

まぁ、はじめの何回かは確かに

毛先の傷みも気になってた、

ってのもあるけど、

それももう、だいぶ

気にならなくなっていた。

 

 

にもかかわらず、

「習慣的に」、毎回「ちょっと」

わざわざ切ってもらっていたけど、、、。

 

 

もしかして、

あの美容師さんの、言う通り?

 

 

と、ふと思い、

 

 

今回は、トリートメントだけに

してみたのです。

 

 

もし、

 

「毛先傷んでいるので

切ったほうがいいですよ」

 

と言われればそうするつもりでしたが、

特に何も言われなかったので、

初めてカットなしで帰ってきました。

 

 

 

前回、例の美容師さんに、

 

「無理して切らなくてもいいのでは?」

 

と言われたため、

それ以前よりもカットする長さを

短くしていて、そのせいか、

気が付けば、

なんだかいい感じに

髪が伸びてきている感じがします。

 

 

そして今回も切らなかったので、

更にいい調子で伸びるでしょう。

 

 

となると、、、。

 

 

あら。

 

つっけんどんに色々言ってきた

あの美容師さんのコメント、

イラッと来たけど、

実は、的確だった、、、?

 

と、気づくのでした。

 

 

 

会話のかみ合わない美容師さんに

当たったおかげで不愉快な思いを

したと思いきや、

 

実は結構的を得たアドバイスだった、

というそれだけの話と言えば

そうなのですが(笑)、

 

 

私にとっては、

一つの学びを示唆するような

出来事となりました。

 

 

「幸せは、どんな姿をして

やってくるか分からない」、

 

 

とはよく聞いたものですが、

 

 

自分に役立つアドバイスも、

どんな形をしてやってくるか

分からないもんだなぁ、、、

 

と思った出来事でした。

 

 

 

個人的には、

人に何かを伝える時の

「伝え方」にはやはり

気を付けたいと思いますが、

 

 

自分にやってくるものに関しては、

形、見た目、外見上の雰囲気に

とらわれず、

 

<自分にとって必要なメッセージ> 

 

をきちんと受け取れる自分で

ありたいな、と思うのでした。

 

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