先週、この小説を読みました。
尊敬するインスタ仲間のCさんが、
感想をアップしていたのを見て、
ピンと来たのが事の発端でした。
以前から、
あちこちでお勧めされているのは
時々見ていましたが、
なんといってもタイトルが
ちょっと、「ギョッ」としますよね。
タイトルがおどろおどろしい、
というのが一番の理由で、
気になりつつも手を出せずにいました。
こういう状況下での、
信頼している方からのイチ押しって、
かなり強力です（＾＾）。
この方が言うなら、
やっぱり読むべきだ！！！
という衝動に突き動かされ、
投稿を見たその日に本屋に走り、
すぐに読み始めました。
数日の間に一気に読み終わり、
この不思議なタイトルの小説が、
なぜこれだけ人気になるのか、
納得しました。
これから読もうと思っている人も
いると思うので、
細かい事は省きますが、
この本の一番のメッセージはやはり、
「今」にとことんこだわって
生きる姿勢を持つこと。
それなんじゃないかと思います。
「命に終わりがある」という事を
知らない人はいません。
でも、なんとなく、
先の時間を当てにして、
「いつか」の時間を当てにして、
「時間はいつまでもある」という感覚で
生きている人って、多いのでは
ないでしょうか。
私自身の中にも、
その感覚が全くないかと言ったら、
いや、あります。
それでも、
やりたい事はなるべく
「今」はじめる。
「今」100％の力を注ぐ事が
状況的に難しければ、
10％の取り組みでもいいので、
とにかく「今」始める。
という事は、私が親になってから、
こだわっている事です。
子供が生まれる前までは、
「手にしている時間は全部自分のもの」
だったものが、
子供が出来てからは、
「育児に当てるべき時間」
として、
どうしても削られる時間
というものが、
発生するようになりました。
はじめはその現実が受け入れられず、
でもだからと言って、育児にバタバタな
現状はどうしようもないので、
暴れそうになる自分の本音を
押さえるために、
「親になったら、
自分のために何かをするなんて、
無理。やりたい事は、
子育てが終わってからにしよう」
と自分に言い聞かせていたものでした。
でも、やっぱり最終的には、
「心の奥で抵抗する私」に
従わざるを得なくなって。
そういう紆余曲折を経て、
「今」100％満足にできなくても
「今」始めたい思いを大事に、
できる事範囲でいいから、
「今すぐに」行動しよう。
というポリシーが出来上がり、
以来、それに則り、
色んな事に挑戦して来ました。
この本を読んで、改めて、
「今」のクオリティにこだわって
生きる事の大切さについて
考えさせられました。
感謝の気持ちを伝えたい人
愛情を伝えたい人
想いを届けたい人
には、いつかじゃなくて
「今」届けなきゃいけない。
「いつかやりたい事」は、
その一部でもいいから、
「今」始める。
「いつか」なんて、
全く約束されていない時間を
当てにして後悔する人生は、
私は望まない。
だからこれからも、
「今」にこだわって、
「今」のクオリティをいかに
満足できるものに持っていけるか、
そこを真剣に考えながら
過ごしていかなきゃ、、、、と。
そんな事を強く思いました。
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