こんな時はちょっと嬉しくなる | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

今日のマルシェでの出来事です。



今夜の肉じゃがに使う芋をゲットしようと、

私は目の前のジャガイモの山と格闘していました。



すると、さっき脇を通り過ぎていった

70歳くらいの洒落たマダムと

八百屋のお兄さんの会話が聞こえてきました。




ねぇあなた。とっても素敵な笑顔してるわね。



え、そうですか? いや~どうもありがとうございます。

でもマダムも素敵ですよ。



いやいや、そんなことじゃないのよ。

私、普段はこういうこと言わないのよ。

あなたの笑顔があんまりにも素敵だから、

声掛けずにはいられなかったのよ。



いや~それはどうも(顔を赤らめながら)。




フフッと笑って、マダムは去っていきました。





背後に聞こえた一連のやり取りに

こっそり聞き入っていた私は、

フレンチマダムの粋さに、

心奪われてしまいました。



いくつになってもこんな台詞を言えてしまうなんて、

さすがですね。



70代、80代くらいのマダムたちが、



きれいな色のスーツを着こなしていたり。。。


バッグとハイヒールを美しくコーディネートした

着こなしをしていたり。。。



年齢に関係なくエレガントなマダムが多いことには

前々から感心していました。



今日チラッと聞いた会話の中身から、

彼女たちの輝きの秘訣がまたもうひとつ

わかった気がしました。




本にも描かれていない。



映画にも映し出されない。



そんな、フランス人の「普段着」の姿を

彼らの会話からふと垣間見れた時…。



思いがけない宝物を発見したような、

とてもラッキーな気分になります。





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