自転車に乗れたのは何歳? | いい加減にしました!

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自転車に乗れたのは何歳?

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自転車に乗り始めた頃、1977年頃西新井橋北詰にて

母の自転車で練習、自転車に振り回される。

赤い自転車が恥ずかしかった。

自転車を乗り始めて3年程経った頃、大流行した

自転車があった。それは

スーパーカー自転車。

自転車にウィンカー、自動車の変速機型の変速レバー

リヤには大型キャリアがあり、ウィンカーを駆動する電池ボックス。

高額な自転車で所持するだけで話題になった。

貧乏な私の家は当然そんな物は買えず

色々考えて自転車を好きな色に塗った。

ウィンカーを作ろうとして色々電気回路を勉強したら

電子工作にハマって作ったのはラジオやアンプ。

買えないなら自分で作ってみる

分からないことは父に相談した。

父は新し物好きで貧乏なのに

大型テレビ、オープンリールデッキや8mmビデオがあったし

当時ボイラー技士だったので機械には詳しかった。

修理は自転車屋に行かずに日曜日に父と修理。

パンク修理位は自分でやれと言われる。

自転車修理を手伝ってくれるはずの父

気づいたら私がボイラーを掃除していた。

工場の大きなボイラーはまるで潜水艦の中みたい。

配管が沢山あり、バルブがいっぱい。

メーターが沢山あって父はメーター見ながら調整していて

その姿がすごくカッコよかった。

自転車でよく荒川土手へ出かけた。

虫を取ったり、釣りしたり、鉄橋を渡る電車を見たり。

たくさんの水鳥、虫や川の魚、色んな生き物が居た。

土手を登る坂道もへっちゃらだった。

自転車を漕いで坂道を上り

土手の上から見える青空が私のゴールに思えた。

ダンボールの切れっ端で新緑の土手を滑って降りたり

毎日どろどろになって帰り、母に怒られた。

自転車はかけがえの無い相棒だった。