前記事の、乗って発車を待っていた列車が、どうやら動かないらしいと分かった時のこぼれ話ですが・・・

 

隣のホームの列車に乗っていいのかどうか?早く判断しないと発車してしまうかも?と焦っていたら、駅員さんか車掌さんと思われる体格のいい髭の男性が通りかかりました。年の頃、50歳代くらい?

 

慌てていた私は「Excusz-moi Monsieur すみませんムッシュ」と声をかけました。

すると、こちらを向いたお顔は笑顔ではなく睨んでいるみたい🫣

そして、大きな声でかえってきた返事は「Bonjour! こんにちは」

まずは挨拶してください!と言いたそうな目でした爆  笑

「しまった!!!」てへぺろ

 

日本ではこんな時、「すみません」と声をかけるのは普通ですが、フランスは違うんです。

とにかくまずは挨拶から・・・焦っていたのでうっかりしていました(-_-;)

それに4年ぶりのフランスに到着したばかりだったせいもありました(言い訳😅)

 

そこでもう一度「Bonjour Monsieur」と言うと、男性はにっこり照れ

そして「シャルトルへはこの列車に乗ればいいですか?」と確認することができました。

 

日本人の感覚では、駅や案内所、道行く人に何か尋ねる時「すみません」と声をかけるのが当たり前ですよね。

知らない人なのに、「こんにちは!」と声をかけたら逆に怪訝な顔や警戒をされかねません。

ですが、フランスではまず挨拶、ボンジュール、ボンソワールからです。

 

ボンジュールの後ろに、男性ならムッシュ、女性ならマダムをつけることも必須です。

ボンジュールムッシュ!

ボンジュールマダム!

とひと繋ぎで言えるように習慣づけておくのがいいなと思います。

 

一方、いきなり「すみません(エクスキュゼモワやパルドン」と声をかけるのは、ちょっと通して下さい、とか、軽くぶつかった時とか、レストランの席でお店の人を呼ぶ時等だと思っています。