昨年2023年の旅の記録が途中でそのままになっていましたので、再開します。

 

パリ到着日、早速シャルトル(Chartre)へ向けて出発です。

シャルトルはパリから約1時間の場所にある古い街です。

ローマ時代にすでに都市として栄えていました。

代表的な観光スポットは、12世紀のゴシック建築の傑作と言われるノートルダム大聖堂、シャルトルブルーという言葉のもとになった素晴らしいステンドグラスもあります。

 



シャルトルへのアクセスはモンパルナス駅から。

SNCFの普通列車で約1時間です。

いつものように、駅の電光掲示板を見て時刻とホーム番号を確認、再度、ホームの停車駅表示も確認して、乗り込みました。

16時頃の列車なので、空いています。

想像ですが、列車で1時間ならパリへも通勤圏内ですから、朝夕は混んでいるのかもしれません。

 

あまり時間に余裕がなかったので急いで乗ったのですが、予定時間になっても発車しません。

フランスでは列車の遅れはよくあることですけれど、始発駅の発車からもう遅れるとは・・・(( ;∀;))

 

しばらくすると、車内放送がかかりました。

 

フランスの車内放送はマイクが悪いのか、スピーカーがよくないのか、音がつぶれ気味なので、外国人には聞き取りにくいです((;^_^A)

まあ、フランス語ぺ~らぺらな人なら聞き取れるのかもしれませんが、いつもわかりにくくて悩みます。

どうやら「乗り換えて下さい」と言ったようです。

 

こんな時は、回りの人の動きを見るに限ります!

 

しかし、回りの人を見ると、立ち上がって降りていく人あり、そのまま座っている人ありです。

ん?停車駅の変更かな?またはお急ぎの方は・・とか?と思いましたが、降りた人の方が多いので、座ったままの人を順番に見てみると、

 

座ったままの人はヘッドホンやイヤホンをしていました!(笑)

 

つまり、座ったままの人は車内放送が聞こえていない人達、ということは、降りなくちゃ!

キョロキョロしてから立ち上がった私を見て、通路の向こう側に座っていたヘッドホンの人も顔を上げてキョロキョロし始めました。

 

隣のホームに停まっている列車に乗る人が結構いたので、乗ろうかなと思いましたが、列車を降りた人は、みんな同じ動きをしているわけではありません。

 

隣の列車に乗る人、ホームの入口の電光掲示板を見に行く人、そのままどこかへ行ってしまう人もいます。

早く乗らないと発車してしまうかもしれませんが、これはちゃんと確かめてから動かねばなりません。

 

とそこへ、駅員さんか車掌さんと見受けられる男性が通りかかったので、確かめてみると、やはり隣のホームの列車で正解でした。

 

列車では、イヤホン等をせずに車内放送に気をつけなければ!ですね。

もちろん走行中に何か変更がある場合もありです。

以前、地方からパリに戻った際、到着の少し前になって、到着駅が変更されたこともありました。

 

車内放送には要注意!

回りの人の動きをよく見ましょう!