11月と言えばボジョレヌーヴォー🍷解禁!

新酒ができる季節のお祭りです。
日本は経度の関係から、世界で最も早く解禁日を迎える国と言えますし、日本人は初物を珍重する習慣がありますので、大きく扱われてきました。
本国フランスより盛り上がり、世界で一番ボジョレヌーヴォーが売れた国でした。
20年かもう少し前には、11月第3木曜日になる夜中に集まって、解禁と同時に飲むというイベントもよくありましたね。

最近はそこまでの盛り上がりはありませんが、やはりレストランや百貨店、スーパーからコンビニまで、ポスターを貼り予約を取り、あちらこちらで「ボジョレヌーヴォー」の文字が踊っていました。

しかし、今年はほとんど広告を見なかったように思います。

ボジョレ ヌーヴォーはフランスのボジョレ地区の新酒、出来立てワインのことです。
ボジョレのワインは、ガメイという葡萄品種で、熟成させず、若い状態の出来立てを味わうことを売りにしています。
熟成させた深い味を楽しむのではなく、新酒の季節を祝い、今年のワインの出来具合を試す、そんなお祭りの要素が大きいです。
なので、フランスで(日本でもワイン好きな人では)、ボジョレのワインが好きという人はあまりいないと思います。

しかし、お祭りや議論が好きなフランス人ですから、フランスでこの日を迎えると、酒屋やカフェの前で、振る舞いワインがもらえたりします。
おつまみまで出してくれるお店もありました。
見知らぬ人同士がグラス片手に、今年のワインの出来はいいね!とか言葉を交わす…そんなフランスらしい光景があちらこちらで見られました。

しかし、今年はコロナウィルス感染拡大によるロックダウン真っ最中のフランス😥
街には、そんな和やかな光景はないと思います。

日本にいる私も、毎年、一本だけは飲んで、季節を感じることにしているのですが、今年はなんとなく、まだヌーヴォーを買っていません。
まだ間に合うかな🤔

でも、1つとっておきのオススメボジョレヌーヴォー情報があります。
それは次回に…😉

写真は、先週久しぶりにちょっといいワインを開けた時のものです。


ブルゴーニュ地方のモレサンドニの一級🍷2009年は当たり年です。
10年以上前のものなので、かなり熟成も進みとても美味しかったです。