シャルル・ド・ゴール空港からリムジンバスで、リヨン駅、モンパルナス駅行きに乗っていると、自動車専用道路を走ったあと、東側からパリへ入ります。

いつも最初に、パリへ入ったなと嬉しく確認できるメトロの駅、大きな広場があります。

それは、右岸東部の11区と12区の間辺りにある Nation (ナシオン)です。
特に何があるという場所でもないのですが、行ってみました。

いつもバスから見ている、ナシオン駅の看板です⬇︎

Nation の文字のフォントが気になっていました。

このような塔が2本あります。

これは、王政時代、18世紀にパリへの搬入物資に対する徴税のための関税徴収所の館を建設する際に設置されたものです。

広場の中心は緑がいっぱいの公園になっており、女性の銅像があります。

これは、フランス革命を記念して作られた「共和国の勝利」というブロンズ像です。


ですから、この像はフランス革命の発端となったバスティーユ広場の方向を向いているのだそうです、なるほど‼️


歴史のある広場でした。
フランス革命後に、ナシオンという名前になったこの広場も、共和制を勝ち取った市民の象徴的な場所なので、デモ等で集まる場所の1つになっています。


パリにある大きな広場は、どこも歴史が関係していて、何もない場所ではないんですね。

パリの東の方面に行った時には立ち寄ってみてください。