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愛すべき日々

孤高のバイク乗り

 

大雪にはしゃぐ

 師走は仕事のスケジュールが目白押し。昨日、その仕事も納めることになり、今日から自由の時間がやってきた。この2日前から鈴鹿山脈は大荒れ。寒気も入りきっと山は雪に覆われると思っていた。あとは天気が落ち着いているか?

 昨日夜は降雪のはず。その雪雲は今日も少々覆っている。それでも見切り発車で車に乗り込んだ。そう、この日のために準備をしてきたのだから。

 

 場所は竜ケ岳。冬山としては初めてだ。鈴鹿山脈では風の通り道となっているところで、雪も多いし、いち早く冠雪するところだ。駐車場のおじさんが、今日は70㌢ほど積もっているから気をつけてください、というアドアイス。

 

登山口ではうっすらという感じだったのだが、すぐに雪は増えていく。空気はキンキンに冷えている。爽快な気持ちになってきた。

 

山頂はガスって見えない。この時間帯、山頂はホワイトアウトだったらしい。

 

尾根道に上がってくると、ご覧のような冬山の景色。

この荒々しい、とんがった感じの山並みが素敵なのである。

 

先人がつけてくれた登山道を辿るだけ。楽といえば楽。ただ雪の深さはひざ下あたりまできている。ゲイターを装着した。

 

少しづつではあるがが、ガスも少なくなっている。それにしても雪の量が半端なく驚いている。

 

歩いてきた登山道を振り返る。通常の登山道ではないのでヤマップの道外れのブザーがな鳴り続けていた。

 

目の前には、この大雪で新しい登山道を作っている管理者の方々が・・・。

お先にどうぞって言われても、道ないんですよねぇ・・・。

 

結局、道なき道を行く羽目に。雪山はどこ行ってもいいんだよ~。って言われたけど遭難するわ。先人の道がいかに大切かを感じる次第です。右往左往しながら頂上を目指していく。

 

時折、ラッセルのあとを発見。安心する瞬間だ。

 

頂上はいずこか?全く分からない。赤い旗を辿りながら上を目指すのだが、視界も悪くなってきたし、風も出てきた。完全冬山と化している。まあまあ人を確認しているから心は大丈夫だけど、誰もいないと完全に死ぬやろ、これ。

 

樹氷がきれいすぎて、きれいすぎて。幸せな気持ち。

 

誰もいない雪原。怖いような、怖いような、頂上はまだか。

 

着いた。山頂です。人が一人だけいました。風が強くて、体温が奪われそうなので写真撮って早々に退散だ。ふきっさらしなので積雪量もここだけは多くない。少し風のないところへ避難し、そこで食事。時間はちょうど正午。約3時間かけて上ってきたことになる。なかなか厳しい挑戦だった。でも、今までにない充実感があった。

 

下山は2時半。金山尾根をパスし、同じ遠足尾根でピストンすることにした。山頂であった人とどのルートで帰るか話をしたときに、今日は雪が多いので来た道を引き返す安全性を選択するという話をしたからだ。それでも、素晴らしい冬山に感謝である。

 

今日活躍してくれた相棒。ゲイター、ストック、帽子、そして冬用手袋。この手袋、恰好は良くないがめちゃくちゃおすすめだ。

 

1,499㌔㌍ 23,553歩 15.12㌔ 238階段