独立峰浅間山
何度も軽井沢に来ては浅間周辺の山に登り、本峰を眺めてはその雄大さに「いつかは山頂まで」を夢見ていた。今回も当初、石尊山に登る予定だったが、2日目の日中を登山に使うことができたので急遽ルート変更、本峰浅間山を目指すことにした。
あさま山荘といえば、昭和の赤軍派立てこもり事件で有名な場所。約5kmほどのダートの道を進むと今日のベース地、浅間山登山口へ。ここが浅間山6合目となる。少々ガスが発生。天気は良くなる方向。9時30分スタート。
浅間山という名の通り霊山である。壱の鳥居、弐の鳥居とクリアしていく。クマ鈴の音があちらこちらで聞こえる。キノコや山菜とりの人も入山している。クマやカモシカなども多く生息する山である。
硫黄のにおいもしてきた。鉄分が水に触れて赤褐色になった山肌。水に交じり生息する水生物はいなさそうだ。厳しい自然環境を間近で感じることができる。牙山を右側に、左手には第一外輪山であるトーミの頭・黒斑山を見上げることができる。その谷間の登山道をどんどん上っていく。
賽の河原付近の登山道。まだ浅間山の姿は確認できないが、この後いきなり登場することになる。賽の河原付近はとてものどかな登山道である。空は青く変わった。
浅間山は釜山火口(現噴火口)を中心に、第一外輪山(前掛山)が最も新しい。その外側に黒斑山などの第二外輪山、牙山、剣が峰を有する。これらは有史以前にできたものと考えられる。鬼押し出しなどは最近の噴火での堆積物だ。
前掛山山頂への最後のビクトリーロード。休日ともなるとここが人の列をなす。今年の5月に規制解除になり、山頂に入ることができたので人気スポットとなっている。本峰釜山まではまず解除にならないだろうから、ここが浅間山山頂という共通理解である。
12時10分山頂にやってきた。前日の十分な睡眠のおかげで予定よりずいぶん速く登頂できた。
向かいが本峰山頂、釜山火口付近。我々がふもとから見る浅間山は、前掛山。冬の風物詩、ガトーショコラは前掛山ということになる。
黒斑山を中心とする外輪山。左からトーミの頭・黒斑山・蛇骨山・仙人山・鋸山。Jバンドも確認できた。はるか後方に北アルプスの山々がみえる。
手前のいただきが剣が峰、一番右が牙山(ぎっぱ)。これらも火山活動でできたものだ。登山ルートには紹介できないトラバースな道である。
草津白根山が確認できた。こちらも近々火山規制が緩くなるらしい。
しかしお釜まではいけない。御岳山の被災以来、気象庁は規制解除には慎重である。
穂高連峰。雲間からちょこっと頭を出している△は槍ケ岳。
さあ、名残惜しいが下山に入る。ビクトリーロードを下りていく。今も活発な活動を続ける浅間山。この稜線はふきっさらし。今日はまだましなのだろうが、吹き抜ける風はすでに秋を感じさせる。冬はすぐそこまで来ている。
牙山(ぎっぱ)粘り気の強い溶岩が作ったことを彷彿とされる。
弐の鳥居からルートを変えて不動の滝を見に行く。湧水から流れ出ているのか素晴らしくきれいな水。14時35分下山完了。
軽井沢でのご用達ケーキ屋さん。先日50周年を迎えたご主人とお話をして、チョコレート系のケーキを2種類買う。ホテルで待っていていくれた妻と堪能した。
フランソワは鹿肉を楽しむも、体調を崩し下痢のまま帰宅の途に就く。今日の朝、体調も少しづつよくなり散歩もできた。
1,818㌔㌍ 25,814歩 12.8㎞ 305階段














