三点支持の練習場
梅雨入り後、土日週末の天候に恵まれず1か月のブランク。せっかく作り上げてきた体ももとに戻りつつあった。梅雨明けはまだだが何とか天候に恵まれ出動である。
今日は前方にそびえる険しき山。そしてその後ろに控える松阪イレブンラスボスの迷岳。前衛の山は飯盛山。ルートは岩稜帯が多く仮想北穂高ということで三点支持の練習も兼ねている。
7時45分駐車場出発。ちなみに先着ゼロ。夏、ヒル王国、低山とくればそりゃ不人気となる。
早速、このような急登。結果論だが、ほとんど急登の連続であった。
迷岳登山口の高度が267m。飯盛山北峰へ向かう道から核心部が始まる。このような岩稜を三点支持でしっかり上っていく。途中後ろから一人の登山者に抜かれる。私は暑熱順化ができていないようだ。汗が吹き出し、水分、塩分、糖分補給が追い付かない。これはひょっとするとリタイアかもしれないと思い始める。
9時10分何とか北峰に着く。ここでもう一人後ろから来た若い登山者に抜かれる。今日は無理はできないと悟る。本日この山は3人貸し切り。
ブナの森。天候は曇天。景色もなし。どんどんペースは落ちてゆく。
1か月ぶりの山の選択は間違いだったかもしれない。
岩稜の核心部は続く。またまた急登の尾根道。うんざりでもあるが、結構三点支持練習はためになる。体力が削られはするが。
ルートファインディングは95点。尾根道を外れることなくしっかりと上を目指す。
10時10分。1時間かけて飯盛山本峰到着。やり遂げた感はあるが、まだここから急登が続くのだ。いったん下った後、目の前に現れた迷岳を目指す。ここまで来たなら引き返すことはない。
それでも最後の上りでは脚が悲鳴を上げた。両モモが突如カチカチになり、攣る寸前。
攣ったら最後なので、休み休み行く。昨年の富士山胸突き八丁の悲劇がよみがえる。
上方が明るいのできっとあそこが頂上だろうと思いながらゆっくり進む。
11時40分松阪イレブン11座目完登。すぐさまその場にへたりこみランチ。
先方の登山者2名は先の見晴らしの良いところでランチを済ませたらしく入れ替わるように下山していった。
見晴らしのいいところはここのみ。南方面の山々。曇天がまだ体力の消耗を抑えられたように思う。充分な休憩をとった。12時半下山開始。
ここから唐谷林道へ。緩やかな下り谷筋。しかしながらヒル王国へ。
さらに谷筋につけた登山道なので荒れている。何度も寸断を味わう。
結構危ない。
渓谷も素敵だが、この道もいずれなくなるのではないか?谷筋は水が出るのでしっかり整備しないとどんどん荒れていく。
14時。開けた林道に出てきた。ここから40分ほどだらだらコンクリートの道を下る。
今日登った飯盛山のこぶを見ながら、厳しかった上りの岩稜を思いだす。
14時40分無事下山完了。すべての食べ物、飲み物はなくなり随分サックは軽くなった。
足は限界に達し、帰宅したのは17時。往復4時間のバイク、登山活動8時間。真夏の活動としてはいっぱいいっぱいだった。
1,929㌔㌍ 20,309歩 11.83㎞ 245階段














