弥一ケ岳802.2m経由 鎌ケ岳1,161mに挑む | 愛すべき日々

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孤高のバイク乗り

 

 昨日、東海地方は梅雨入りとなった。

 今日は、午前中のみ登山に適しているという予報なので、近場で比較的楽なルートにする。ということで、弥一ケ岳経由鎌ケ岳踏破とした。

 先週、バイクと登山の二刀流が楽しかったので、今日も鈴鹿スカイラインワインディングロードも少し楽しんじゃおう。朝6時にフランソワと散歩に出かけた後、シリアルを食べて出かける。7時過ぎ御在所無料駐車場に到着。駐車場は満車。バイクなので脇に止めることができる。

 駐車場から湯の山温泉方面へ少し下ったところに本日の登山道入り口があった。雨の後、むしむしする。鈴鹿の山といえば、ヤマビル。この対策も抜かりなくスタート。7時20分。

 スタートからいきなりの急登の連続。昨夜は午前1時まで読書していたので寝不足。この影響だろう、あまり体調がよろしくない。ガスが上がってきており、景色はどんどん白くなっている。今日は弥一ケ岳までにしておいた方がよいか?と休み休み上っていく。

 

 約1時間後8時17分弥一ケ岳に到着。さあ、鎌ケ岳は全く見えない。晴れていれば遠く彼方に見えるはずだ。どうするか?少し逡巡したが、8時27分鎌ケ岳に向けて出発。だめなら引き返そう。予定では1時間20分くらいで登頂できるはず。

 

 途中、ざれ場出現。いよいよ鎌ケ岳が近づいてきた感じがする。途中下山客に会う。上は雲の切れ間もあるよ。という情報に俄然勇気がわいてきた。あと少しがんばるぞ。

 

 9時32分、鎌ケ岳登頂。昨年は武平峠からのアプローチだった。それに比べれば本格的な登山道でのアプローチという感じがする。しかし、アップダウンが多くキツイ山行だった。

 

 周辺はガスに覆われ下界は見えず。もちろん御在所岳も見えない。しかし、上空を見上げると青空が・・・。ご褒美ですね。さあ、尾根すじから帰りは長石谷の谷すじを下る。

10時12分鎌ケ岳をあとにする。

 こんなにも素晴らしい景色の長石谷。しかしながら、いきなり転倒。苔むしたごろた石、濡れた石等々、怖い怖い。少しでも傾いたところに乗ると滑る。慎重に下っているつもりでも転倒の連続。足をくじくまでには至らなかったが、危なかった。結局擦り傷2か所、打撲2か所。この時期の谷すじは水の量も多く渡渉も20数回行ったが、大変だった。この登山道は登りで使うに限る。基本的に道がないと考えた方がよい。緑の森は抜群。

 

 こんな大滝も出現。

何とか数々の困難を乗り切り12時下山完了。

 予想に反してタフな登山となった。やまビルは足元に沸いていたもののやられずに済んだ。

 

 941㌔㌍ 14,437歩 9.89㌔ 205階段