こんにちは


占い師のフランです。


雨の日が多い6月ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


さてさて


人様とやり取りをしていると


あぁ、この人は気付いたら人が離れて行ってしまうタイプだなぁ…


と感じる事が有ります。


それはどんな方かというと、


私を納得させてみてよ


という姿勢の方です。


※占いのお客様は疑問を解消したい訳なのでここには該当しません。
あくまでも友人や知人など、フラットな関係性での話です。


以前書いたこちの記事とも似てくる部分なのですが、





価値観の違う人の意見に納得出来ない時、


自分が理解出来ない事が有った時に、



相手が説明をしてくれているのに


でも

〜では?


と、自論を展開してしまう人。


例えば、賃貸派と持家派の人が居たとします。


賃貸派のAさんは、持家はリスクしか無いという考えです。


持家派のBさんは、自分に実家が有るように、子供達に実家を作ってあげてたまに里帰りしてきて欲しいという夢が有るとします。


ここで賃貸派のAさんが、


持家なんて地震が起きたら全て自腹で直さないといけないけど大丈夫ですか?


と言ったとします。


そこで持家派のBさんは、


そこも想定して貯金はしているので大丈夫です。


と答えたとします。


しかし賃貸派のAさんはこう続けます。


でもその修繕費用ってかなり無駄では?
そのお金が有るなら定期的に新築の賃貸に引っ越した方がコスパが良いのでは?


と続けます。


それに対して持家派のBさんは、


子供達に実家を作ってあげるのが自分の夢なので、そこは気にならないんです。
それに子供にかかる費用は別にちゃんと貯金してあるので大丈夫です。
価値観の違いですよね。


と返します。


しかし納得のいかないAさんは、


実家を作るというなら賃貸でも良いのでは?
むしろ家にお金をかけたらいざという時に子供に回せるお金が減りますよね?
それって本末転倒だと思うし、私なら子供に申し訳ない。


と続けます。


そこで持家派のBさんは、


自分も色々と考えてこの考えに至っております。
価値観の違いだとしか言いようがないです。


と、話を終わらせようとします。


しかししかし賃貸派のAさんはまだ続けます。


私とは違う価値観なので不思議なんです。
理解出来ないのでこうして質問しています。



さて



このやり取りを見てどう感じますか?


私個人的には



賃貸派のAさんめんどくさーーーーーゲロー


と感じます。


この場合、相手の価値観が自分とは異なる事を認められていないのは賃貸派のAさんなのですが、Aさんは大きな勘違いをしています。


それは


相手が自分を納得させる答えをくれるべきだ


だから自分の疑問を解消させる努力をすべきだ


と考えてしまっている点です。


だから詰問のような物言いになっていてもそれを自覚出来ませんし、


相手の価値観の否定になっている事にも気付きません。




本当の議論や討論、授業内容への質問ならそれでも良いと思います。


しかし、あくまでも価値観の違いを理解出来ないというだけの話ならば、それは


私達の共通の課題


ではなく


理解出来ない方の課題


です。



いやいや理解出来ないからこそ質問をして理解出来る様にしているんですけど?


と、賃貸派のAさんは言うでしょう。


しかしそこがそもそも違います。



自分の価値観がどのようにして形成されたのか?


自分はどうしてこれを嫌だと思うのか?


どうしてこれを好ましいと思うのか?


そういった


自分の価値観をきちんと掘り下げて考える作業を完全にサボっているから真逆の価値観の人に


なぜ?なぜ?


でも!


と食ってかかる事になるんです。


自分の価値観が形成された理由を自分なりに理解出来ていれば、

あぁこの人は自分がしたあのような経験をしていないから私と同じ価値観にはならなかったのかな


といった一つの切り口を見つけられる筈なんです。


もちろん、てんで理解出来ない価値観というものは世の中に存在しますが、


賃貸派?持家派?


だとか、


結婚したい?しない?


だとか、


正社員?非正規?独立?


だとか、


地方に住みたい?都会に住みたい?


だとか


こういった人生観の一部については、


異なる人生を歩んで異なる経験をしてきていれば、

自分と違う価値観の人が居るのは当たり前の事です。


このブログの読者様は皆様当たり前に出来ていらっしゃると思います。


しかしこの賃貸派のAさんは、


自分と異なる価値観のBさんの意見が納得出来ない時に、


自分自身の価値観と向き合わずに相手に答えを求めました。


それも自分の意見の押し付けのような形で、です。

人様に考える材料をいただきたいのであれば質問の仕方には十分注意しなければなりません。



そうでなければ質問の皮を被った自己主張になってしまいますので、相手の価値観の否定となってしまいます。



相手にいくら答えを求めたって、誰かが納得いく答えをくれる事は稀でしょう。


何故ならば理解出来ないその理由は自分の中に有るからです。


これまで数名、こういった方を見てきたのですが、


例外無く周りから人が離れて行きました。


それも静かに、少しずつです。


いわゆる


気付いたら周りから人がいなくなっていた


という状態です。


自分が納得感を得る為に他人を巻き込む事が許されるのは子供だけです。


納得出来ない価値観の人と出会った時、


納得出来ないのは自分だけの問題であって


私達の問題


なんかではない、という事です。



そこは勘違いしないようにしたいものです。



自戒も込めて笑い泣き



今回は堅苦しい内容になってしまいましたが、


これまで出会ってきたこのタイプの方は全員悪気が無かったのである意味気の毒でした。


いつの間にか周りから人が居なくなっている


何故なのか解らない


という方は、もしかするとこういった事をしてしまっているかもしれません。


悪気が無いのに相手を不快にさせるのは本当に勿体ない事ですから、


もしも思い当たる方がいらっしゃいましたら考えてみていただければと思います。


大切な事は白黒つける事にこだわらない事


他人に納得させてもらおうとしない事


自分の問題はあくまでも自分だけの問題だと自覚する事


です。


偉そうに書いていますがめちゃくちゃ自戒を込めていますショボーン




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