タロットが教えてくれること③【女教皇】


こんにちは


占い師のフランです。



本日は、大アルカナ3枚目の札


女教皇


が教えてくれる事について書きたいと思います。


前回【魔術師】となった愚者


女教皇は何を教えてくれるのでしょうか。


女教皇によく見るキーワードは



精神性


処女性


プラトニック


神秘的


聡明


冷静



などが有ります。




これまでの愚者や魔術師がとても明るい色の札であったのに対し、


全体的に静かな色合いとなっています。




女教皇の足は服にすっぽりと隠れ、立ち上がろうという気配は有りません。



しかしその目はしっかりと正面を見つめています。



彼女は怯えて立ち上がれない訳ではないという事が解ります。




私達は前回、魔術師からポジティブなはじまりを見ました。



外側の世界と繋がる為に行動を起こし始めると、私達は多くの事を学びます。



誰かとの関わりの中で様々な感情を味わい、


自分の感情に名前が有る事を知るのです。


これまでは自分が世界の中心であり常識だったのが、


どうやら他の人達もそうであるらしいと悟ります。



特に学校に通い始めるとその段階からは逃れられません。



そこで考える事を覚えます。



他者との関わりを通じ、


自分について、あるいは他者について考える事を覚えるのです。


その為には愚者のように自由に歩き回ったり、


魔術師のように何かをはじめようとするよりも、


座って落ち着く必要が有ります。


時には沈黙が必要となるでしょう。


女教皇は時に、



もっと落ち着いて考えて


ジタバタせずに静かにしておきましょう


と伝えて来る事が有ります。



先述したように私達は成長の過程で学校に通い始めます。



すると感情のおもむくままに行動する事は良しとされなくなります。


多くの人はここで大人しく座る事を学びます。


私達にとって学校に通い始めるという事は、


冷静さを学ぶ時期でも有るのです。



この段階で私達は自分の中に女教皇の顔を持ち始めるのです。



女教皇は冷静で聡明ですが、まだまだ最初の札。



女教皇となり冷静さや心の世界について考える事、


時に沈黙する事を学んだ愚者は、


ここからどうなっていくのでしょうか。


続きはまた今度ウインク






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