こんにちは



近しい人間関係でやってしまうと仲が険悪にしかならない行為


それは


正しさの追求


です。



どちらが正しいのか白黒つけようとするという事です。



例えば、

あのドラマの主人公誰だったっけ?

という、とても小さな事から


どちらのせいでこうなった?


という犯人探しまで、幅広くございます。


私の実体験なのですが、昔、とある施設内でアトラクションの順番待ちをしていました。


あまりにも列が動かず、友人としりとりをする事になりました。


『り』で始まる言葉として『リングイネ』と答えました。


パスタの一種です。


すると友人は笑いながら『リングイ、!だよ!』と言ったのです。


『え?リングイじゃないっけ?』と言いましたが、『リングイだよ!ねぇ、おかしい』と笑いながら言われました。


ちなみに日本では一部の方が『リングイ』と呼んでいますが、一般的には『リングイ』と呼ばれています。


その為、ネットで検索すると『リングイ』で出てきます。


それを主張する事も出来たのですが、私は思いました。



ムキになって白黒つけるような事かな?



この後険悪な空気になるリスクを負ってまで論じるような事だろうか?


そう感じたので、『そっか』と言って流しました。


もしも私がここで、


『リングイだよ?何言ってるの?調べてみて?』

と言ったとします。


そうすれば私の正しさは証明されたでしょうが、これには大きなリスクが有ります。


友人が恥をかくというリスクです。


友人は自分が間違っていたという事実を突きつけられ、もしかすると謝る事になったかもしれません。


しかしそんな事は必要無いのです。


何故ならば友人とは


楽しい時間を共に過ごす


という事を目的として会っているからです。


白黒ハッキリつけたりどちらが正しいのかを証明する行為は、


どちらかが間違っているという事を証明する行為でも有ります。


間違っていた側は恥をかきますし、負けた気持ちになるかもしれません。


少なくとも『私が間違っていた!ハッピー!!』とはならないでしょう。


内容によっては闘わなければならない時も有ります。


例えば危険行為、違法行為、人権についての認識に誤りが有る場合等です。


しかしその場合においても言い方には十分に気をつけなければなりません。


私自身、気を抜くと正しさを追求しがちになるので気をつけるようにしています。



気を抜ける相手だと悪い癖が出がちになるので難しさも痛感していますショボーン



この

正しさを追求する


という姿勢は、特に男性が彼女や妻にしがちです。


本人は論理的な俺キラキラと思っているかもしれませんがとんでもありません。



論理的どころか二人の間に不和をもたらすだけの幼い行為です。



その関係において最も大切にすべきは、良好な関係の維持である筈なのです。



自分が正しいと証明する事か


それとも


円満な仲か


パートナーシップや友人間で前者を求める意味は有るのでしょうか。




もしも良好な関係の維持をゴールとして設定出来るのであれば、正しさの追求は真っ先に排除した方が良いものです。


あくまでも内容によるというのは当然の事として、先程のしりとりの例のようなとても小さな事で白黒つけようとするのは全く何の価値も無い行為です。


やり続けると相手は臨戦態勢に入ります。


あなたと話す時は油断出来ないと感じ、

喧嘩腰になりやすくなったり、

話す事を諦めたり、

ヒステリックになったりと、良い事は無いのです。


元々は好き同士で一緒に居た筈なのに、いつしか敵になってしまう。


これは残念な事です。



近しい人間関係において、正しさを追求しても何にもならないのです。


リングイネでもリングイニでも良いですし


スコーンにジャムとクロテッドクリームのどちらを先につけるのかもどうだって良いのです。



目玉焼きの黄身が固かろうがドロドロだろうが



不仲になるリスクを負ってまで白黒つけるような話ではないのです。



また、喧嘩が勃発したとして、どちらのせいでこうなったのかという犯人探しも何の意味も無い行為です。



あなたが近しい人間関係で安らぎや喜びや慈しみを求めるのであれば


正しさを追求しない事です。


勝った方は愉快でスッキリしても、そこには必ず負ける人間が居るという事を忘れない事です。



自戒も込めてキョロキョロアセアセ



※縁が切れても良いと感じる人とはご自由にどうぞ!




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